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うつからのキセキ☆

【封印を解く】

【封印を解く】

半年以上、心にしまい込んでいたことがあった。

それは、敢えてしていた。

自分が解ってしていた。

相手がいることだから・・・。

私が行動することで、

これ以上相手を傷つけたくないと想ったからだ。

考えると、切なくて、切なくて、

とめどなく大粒の涙が溢れてきてしまうので、

考えないようにしていた。

封印していたのは、切ない想いだ。

 

自分の気持ちに正直に生きるためには、

その一方で、

大切なものを手放さなくてはならないこともある。

傷つけてしまうこともある。

その大切なものを手放してでも、

傷つけてしまっても、

自分の想う道を歩むことを決めた。

後悔はない。

 

しかし、切ない想いは、時間が経つとともに、

忘れるどころか、積る一方だった。

 

ひょんなきっかけから、

その封印を解くチャンスがきた。

非常に迷った。

迷ったが、溢れ出す想いを止めることができなかった。

勇気を出して、会いたいと伝えてみた。

そしたら、相手も、

私と同じだったというのだ。

どうしているのかな?

と時々心配になるけど、

泣けてくるから、考えないようにしていたと・・・。

 

逆に、私が行動に移さないでいたことが、

傷つけていたのかもしれない。

 

関係は切れても、血は繋がっていなくても、

心は、心は、ここまでに繋がっていた。

常識とか、遠慮とか、カッコつけとか、不安とか、

そんなものいらなかった。

ただ、ただ、心に従っていればよかった。

私とお母さんの今まで歩んできた長い長い年月は、

そんなに簡単に途切れるものではない。

自分の陰の部分、汚い部分も、全部全部見せてきた。

本音で付き合ってきた。

でもそれは全て愛だった。

酸いも甘いも味わってきた。

楽しい思い出、苦い思い出、全部ひっくるめて、

幸せだったなと心から想える。

そんな人との関係を断ち切るなんてできない。

 

常識が嫌いと言っておきながら、

常識にこだわり、おびえていた自分がいた。

そんな自分をどんどん手放していこう。

私の周囲にいる人は、寛容な人が多い。

もっともっと信じよう。

自分も、自分が信じると決めた人も・・・。

そして、その寛容さに感謝しよう。

 

 

 

いつも読んで頂いてありがとうございます。

 

2022年1月8日