【負の感情を選ぶ】

【負の感情を選ぶ】

今年も、残すところ20日ほどとなった。

先週で、私が所属する一般社団法人MindLabo

が提供する今年の講座は終了。

プライベートでも、

特に気持ちにプレッシャーを感じるような事もなく、

久しぶりに、敢えて気持ちを緩ませよう！と意識することなく、

気持ちがゆるゆるの休日となった。

今年一年振り返ると、今年もまた、

自分の気持ちに正直な生き方をするために、

色々なことに挑戦したり、環境を変えたりした年だった。

そして、挑戦したり、環境を変えることによって、

出てくる課題にひとつづつ取り組むということを

やり続けてきた一年だったと想う。

そんな中、私の中にじっくり感じてあげられてない感情がある

と言うことには気付ていた。

時々、ふとした瞬間にその感情がうわっと波のように押し寄せてきて、

涙が止められなくなりそうなほど、あふれ出してきた。

一人の時で、時間と気持ちに余裕がある時は、

その感情を味わってあげることも、少しはあったが、

今この感情にどっぷりつかっていると、

仕事や、周囲に影響が出てしまう。

という時の方が多かったので、その感情をしまい込んできた。

そのせいなのか、ちょっと気持ちと時間に余裕ができた今日、

その感情を味わいたい、味わって思いっきり泣きたい、

そんな気分になった。

敢えて、その感情を味わうという選択をしてみよう。

そう決めたのだ。

そうは言っても、午前中は、実家で、

車のタイヤ交換や年賀状作成を手伝ったり、

夕方まで、作家の本田健さんのオンラインセミナーに参加したりと

なんやかんやで、夜を迎える。

私が味わい切れていない感情とは、

悲しみとか、寂しさとか、そういった負の感情だ。

その事象も明確だ。

しかし、その事象をリアルに想い出し、

その感情を味わうにはまだちょっと、ハードルが高い。

でも、自分を思いっきり泣かせてあげたい。

そこで想いついたのが映画だ。

私は、年間、数本映画を観るくらいのタイプ。

感動の話題作と呼ばれるものも、

かなりの確率で観ていない💦

アマゾンプライムで、泣けそうな映画ないかな～と検索。

そこで、目に留まったのが「雪の華」だ。

ストーリーの概要を読んで、これに決めた。

正解だった。

純愛、別れ、寂しさ、切なさ、悲しみ、

その中にある希望。

感動で、涙が溢れだしてきた。

しばらく余韻に浸って泣いた後、

ちょっとだけすっきりした気持ちになった。

めちゃくちゃすっきりした！！

とまではなっていないので、

まだまだ涙を流す必要があるのかもしれないが、

敢えて、負の感情を感じさせてあげること。

これが自身の癒しに繋がっている、そう感じる。

そして、自分を癒してあげることも、

自分を大事にすること、自己尊重に繋がっていく。

そう信じている。

2021年12月11日