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【職場に居場所を感じる】

自己肯定感を高めるメリット№1 ~サザエさん症候群の改善④~

自分は仕事ができない。

これを認めるのに、30年かかった。

そしてその事実をだいたいは受け入れられるようになった。

(まだ時々、仕事ができない自分にコンプレックスや罪悪感を感じる時があるので、

だいたいと表現している。)

一番最初に仕事というものをしたのは、16歳の時。

当時は、社会慣れしてないし、アルバイトも初めてだし、

こんなもんなのかな~と想っていた。

しかし、後から入ってきた同じくらいの年齢の子たちが、

直ぐに仕事を覚えたり、少なくとも私よりは早く、

仕事や職場に慣れて行くのを観て、

自分は人よりも、仕事を覚えるのが遅いし、

要領よくこなせるタイプではないなという自覚は昔からあった。

初めてのアルバイトから考えると、

今の会社に再就職するまでの間、様々な職種を経験した。

(ガソリンスタンド、スーパー、コンビニ、試験機の設計、

ファミレス(接客)、ラーメン屋さんや社員食堂での調理補助、

工場での製造ライン、事務・・・)

しかし、どの職種をとってみても、すぐに仕事を覚えた!

要領よく仕事をこなせた!というものは一切ない。

それでも、自分は「仕事をできない」と思っていなかった。

要領も悪いし遅いけど、努力して、

何とか「仕事ができる」レベルにまで、

自分を持って行っていたと自負していたからである。

職種によっては、人よりやることが遅いんだから仕方がないと、

サービス残業をしたり、休憩時間を削ったり、

職場でやり切れなかった仕事を家に持ち帰ってやったり、

家に資料を持ち帰って覚えたりということもしていた。

自分の要領の悪さ、慣れる遅さを、

「できない」理由にしたくなかったのである。

しかし、今の職場では、その努力も通用しなかった。

本当に自分は仕事ができない人だと認めざるおえないくらい、

周囲の人のレベル、仕事のレベルが高かったのだ。

 

そんな中でも、自身は今の職場での居心地の良さを感じている。

それは、

1個でも、2個でもいいから誰かの役に立ったり、

職場の役に立ったり、

受け身ではなく自分の方から会社と関わっていく姿勢を見せるなど

今、現時点での自分のままで、できることをしていこう!

という意識に変わったからである。

 

この意識に変わるために必要だったのが、

自分は仕事ができないということを認めること

そしてそれを受け入れること

(すなわち自己受容。自己受容は自己肯定感の土台。)

だったのではないかと捉えている。

 

これを認められたことで、

仕事ができない自分を隠そうとしたり、

仕事ができるようになるように、

プライベートの時間を使ってまで(苦しくなるまで、自分に無理してまで)

過度な努力をしなくなった。

そこに使っていたエネルギーを、

自分が今できることや、自分の強みや得意とすることを伸ばして、

更に誰かの役に立つことに使えるようになった。

 

それをしているうちに、

仕事ができない自分なんてこの会社にいても良いのか?

という不安や罪悪感がだいぶ軽減し、

(正直今もあることにはあるが・・・)

今の自分のままでも、役に立てることはあるんだという、

自信にも繋がった。

 

自分の内側が変わることで、

会社や、環境を変えずして、

自分の居場所を見つけることができる。

それが自己肯定感の力なのである。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年9月4日