【自己肯定感が低いデメリット】
【自己肯定感が低いデメリット】
自己肯定感の高低には、揺らぎがある。
だから、思春期から40代前半までの約30年、
基本的に自己否定マインドであった自身であっても、
自己肯定感がそこまで低くない時期もあったし、
(短大に通ていたころとか、結婚前の幸せ期~出産までとか)
自己否定が酷くて、自分の存在を消したいと想っていた時期でさえ、
こんな私でも無条件で必要としてくれる人(私の場合、両親。)
がいるという自己肯定感があった。
大げさだが、自己否定だけでなかったから、(わずかでも自己肯定感があったから)
40代前半まで何とか生きながらえて来れたのではないかとまで思っている。
43歳になる年にマイメンターと出会い、
以降、自己肯定マインドをマインドにセッティングすることを実践してきた。
(最初のうちは、自己肯定感を高めよう!!と意識していたわけではなかったが、
自分の自己肯定感が上がっていることに気が付き、自己肯定感の3つの要素である、
自己受容、自己信頼、自己尊重がどれだけ重要なのかということが腑に落ち、
そこからは意識的に、自己肯定感を高めるように努めてきた。)
自分で言うのもなんだが、昔の自分に比べてかなり自己肯定感は上がっている。
そのエビデンスの1つに、このブログを2年発信し続けているということがある。
自己肯定感が低いならば、ここまで自分の心の内を、
全世界の人が見る可能性があるであろうこの場に、
発信し続けることはできないと考えるからだ。
自分の存在を消したいと想い続けていた時期(うつが特にひどかった時の数年)も経験し、自己肯定感が高い状態を維持できるようになったことも経験している自身だからこそ観えるものがある。その一つが、自己肯定感が低いデメリットだ。
自己否定が強いデメリットで
一番大きいデメリットは自分を大事にできないこと
だと自身は捉えている。
自分を大事にできないと起きる弊害は挙げたらきりがないくらいある。
弊害1、疲れやすい。体調を崩しやすい。
自己否定が強いと、自分に自信がなかったり、自分さえ我慢すればという考えがおこりやすい。従って、自分の本当の気持ちを表現することができなかったり、本当はNoと言わなければいけない場面でもYesと言ってしまい、自分の気持ちを抑圧したり、自分の気持ちに嘘をついたりして、自分の気持ちとは真逆な行動をとってしまい、心身ともに疲弊する。
弊害2、漠然とした生き辛さを感じている。
自己否定が強いと、自分のことが恥ずかしかったり、隠したいという作用が働いて、本来の自分で居られる時間、場面が非常に少ない。
弊害3、抑圧が違ったところで爆発する。
ストレス解消の範囲を超えた、体調や生活に悪影響が出るような、例えば、やけ食い、やけ酒、ギャンブル、に走ってしまう。
弊害4、負の感情でいることが多い。(楽しさ、うれしさ、幸福感に鈍感になる。)
弊害5、将来に希望が見い出せない。
弊害6、もし何か夢があったとしても、挑戦できない。
挑戦できたとしても、何か困難なことが起きたりしたときに、諦めてしまう。
弊害7、人付き合いが苦手。人づきあいでどっと疲れる。
相手に合わせてばかりの人づきあいが大半となり、人づきあいが億劫になる。
弊害8、悲観的思考が強く、本当は上手くいっていることでも、上手く行っていると思えないから、心穏やかでいられる時が少ない。
弊害9、集団に馴染めない。なんとなく疎外感を感じる。
他にも挙げたら多分沢山出てくると想うが、
中でも自身が一番辛かったのが、
自分が一番大事にしたい人を大事にできなかったことである。
それは、家族だ。
中でも、未だに、申し訳なくて申し訳なくて仕方がないのが子供だ。
自己肯定感が低いと、上記でも述べたように、
自分の気持ちを抑圧する傾向が非常に強い。
家の外で、抑圧していた分だけ、
家の中ではその抑圧がイライラとなり、
感情のコントロールを失い、
必要以上に子供を叱ったり、ヒステリックに怒鳴ったりしてしまったのだ。
本当はそんなことしたくないのに、
どうしても、感情がコントロールできなくなってしまって・・・。
時間が経って落ち着くと、叱りすぎてしまったことに自己嫌悪になり、
更に自己肯定感が低くなりという悪循環の繰り返しだった。
この経験が、一番辛かった。
今日のこの投稿を読んで、
自己肯定感て、本当に大事なんだとか、
自己肯定感を高めれば、自分ももっと楽に過ごせるかもしれないとか、
感じて頂けたら幸いである。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年8月31日