【知識で自己否定感を軽減】
【知識で自己否定感を軽減】
ある人が、会社の方針に異議を申し立て、
反発をしているのを目の当たりにした。
異議を申し立てている理由は別として、
その行動が「すごいなー」と感心している自分。
感心しているだけならいいのだが、
その人と比べて、自分はダメだなーと
自己否定モードに入っている自分に気付く。
私は、今まで、
会社や上司の方針だからという理由で、
何の疑問も抱かずに当たり前のようにやっていたんだな。
例え、それ「違わうでしょ!!」と思っても、
めんどくさい人と想われたくない、
統制を乱したくない、
要するにいい人でいたいがために、
意思表示することはほとんどなかったよな。
と・・・。
そして、そんな自分ダメじゃん・・・と。
「今年は良い人をやめる!!」
(良い人とは、都合のいい人、外面のいい人のニュアンス。)
と宣言したことから、
今まで、目を背けてきたこの事実を直視し、
自己否定感を味わっているのである💦
しかし、今、途中まで読んでいる本
から、服従してしまう行為、集団の意向を優先してしまう行為、
は人間であればある意味、仕方のない行為なんだということを学ぶ。
その例ががいくつか書かれていたが、
例えば、心理学者のミルグラムの実験から
「一定の状況下に置かれた場合、多くの人が集団の意志を優先させ、
優先させることが賢明だと考えられてしまう。」という事実がわかったことや、
日本人は、自然災害や閉鎖的環境から、
長い歴史の中で社会性の高さを身につけてきた、
と言うことなどだ。
だから、そこまで、
「自分の意志が無くてダメだな~。」
とか、
「自分の意志を表現できなくてダメだな~」
と、
自分のことを責めなくてもいいではないか!!
と想えるようになった。
しかし、せっかく、
「集団の意志に無意識で従っていたこと」
に気付いたのだから、
「人間はそういうものだから仕方がない」
と簡単に片付けるのではなく、
集団の意志に従うことが本当に自分にとって好ましい事なのか?
一旦、自分に投げかけるようにしたいし、
集団の意志に従うにしても、
その行為の中に、理由や自分の意志も持つようにしたい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年1月31日