【心にどう響くか?】
~感じ方の違い~
同じ意見を聞いて、その人それぞれ捉え方が違うように、
同じ本を読んでもその人によって、感じ方が違うらしい。
自身は、涙腺が弱いので、
自己啓発系の本を読んでも感動して泣く。
さすがにそれは極端だと想うのだが💦
しかし、自身がこれは良書だな~と想う本でも、
ある人は、「おっさんのボヤキ」という捉え方をしていたり、
ある人は、「何故知らない外国人から説教されなければならないのか?」
という感想を持っていたり、
人によって感じ方、捉え方が違うのだな~とつくづく思うのである。
であるから、例えば同じ本を読んで、
どう感じたかをお互いにアウトプットする場があったら、
視野が広がったり、
1冊の本から得られる気付きも多かったりするのかもしれない。
とも想うのである。
最近、池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰」サンクチュアリ出版
にはまっている。
この本は吉田松陰の176個の思想が、
心・士・志・知・友・死という章に分類され、
紹介されている。
そのほとんどが、心に響く言葉なのであるが、
(たまに、これどういうこと?とおっしゃりたいことの
意図が汲み取れないものもあるのだが💦)
ぐっと心を引き付けられ、気が付くと涙が出ていた文章があった。
志の章の№090
「無尽蔵に掘り出せるもの」というタイトルで
書かれていた文章だ。
以下に紹介したい
中略
一方で、自分の内側にあるものは
求めれば、いくらでも得ることができます。
内側にあるもというのは-
人を思いやる気持ち、
損得を考えずに、やるべきだと思うことをやる気持ち。
礼儀を守る気持ち。
知らなかったことを、知ろうとする気持ち。
仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち。
これらの気持ちは、
求めれば誰でも無限に手に入れることができます。
そして求めれば求めるほど、
自分と、自分を取り巻く世界のことが好きになるのです。
いくら費やしても、損はありません。
池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰」サンクチュアリ出版より
皆さんはどう想われたであろうか?
自身は、その通りだな~と想って胸が熱くなった。
マイメンターと出会ってからの8年。
自分がこれ!!と想ったことに、損得を考えずに取り組んだら、
お金には変えられない、
心の充足感、学び、自己成長感、喜びなどを得ることができた。
誠実であることを心掛けていたことで、
その言動をちゃんと観ていてくれている人がいて、
その人との信頼関係が強まったり、
チームで成し遂げる喜びを得られるようになったり。
(誠実で在りたいと思う気持ちだけは、8年前というよりずっと昔から変わらない)
学ぶことをするようになったら、
学ぶことが楽しくて仕方なくなったり。
そうしていくうちに、
自分のことが大嫌いだった自分を徐々に徐々に好きになって、
今では自分のことが大好きと言えるようになった。
嫌いなとこもダメな所もひっくるめて、
今の会社、今の日本など、自分を取り巻く環境を
「それでも好き」と言えるようになった。
いくら費やしても損はないと吉田松陰はおっしゃっているので、
自身はこれからも費やそうと想う。
時には、損得を考えたり、
本音を隠してしまったりすることもまだまだあるが、
そういう時は、このページに書かれていることを想い出そうと想う。
日本だけでなく、もっと広い世界のことも
「好き」と言えるようになるために・・・。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年12月23日