【客観視できるようになる】
自己肯定感を高めるメリット№6 ~心穏やかでいられることが増える③~
自己肯定感が低い頃は、
感情に流されて、自分を見失うことばかりだった。
特に、怒りの感情の時はそうだった。
怒りの感情に流されるデメリットは沢山ある。
もちろん、心穏やかでいられないこともそのうちの一つであるが、
言わなくてもいいことまで、相手に言ってしまって、
相手を傷つけたり、相手との関係性を悪くしたりしてしまうだったり、
しばらくして怒りの感情が落ち着き、
我に返った時、どうしようもない自己嫌悪に陥るであったり。
こんなことを日々繰り返していたから、
心身へのストレスは半端なかったし、
そりゃ、病気にもなるわ~と今更ながらに想うのである。
自己肯定感が高まっているということは、
イコール、自己受容ができているということにも繋がる。
何故なら、自己肯定感の土台は自己受容だからだ。
自己受容は他者受容にもつながるから、
そもそも、自分に対しても他人に対しても、
怒りを感じる頻度は激減している。
そうはいっても人間だし、私は特に気が短い特性を持っているので、
「怒り」を感じることは激減したと言ってもあることはある。
しかし、「怒り」で自分を見失うということが、
だいぶ減ったのだ。
「怒り」を感じた時、
「今、怒ってんな~」と
そんな自分を「滑稽だな~」と感じながら観ている自分の存在がいるからだ。
昔のように、怒っている自分を否定するのではなく、
怒りは湧き上がってくる感情だから仕方がないと、
怒りの感情を受容できたことが大きいと想う。
だから、怒っている自分と向き合える。
そして、「今、怒ってんな~」というのがわかると、
そこに思考が入れられて、
まずは一旦深呼吸しようとか、
しばらく時間を置いてから対処しようとか、
「怒り」を感じている自分と上手く付き合えるようになってきた。
そうすると、怒っている人とも上手く付き合えるようになってくる。
例えば誰かが怒っていたとする。その怒りが自分に向けられたりすると、
一緒になって怒りの感情に流されてしまっていた。
しかし、この人「怒ってんな~」とちょっと、
離れたところから観れるようになり、
この人の怒りを軽減するための言動をとったり、
それこそ自分への対処と同じように、
今は距離を置いて、後で対処しようと考えたりできるようになった。
自己受容の土台ができると、
自分の嫌な部分を直視できるようになるので、
自分への客観視に繋がり、他者への客観視にも繋がる。
と捉えている。
それにより、
感情によって自分の心も行動も乱れなくなる、
乱れたことによる自己嫌悪にも陥らなくなる。
心の平穏が得られる。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年9月27日