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うつからのキセキ☆

【嘘をつくことへの罪悪感】

【嘘をつくことへの罪悪感】

見栄をはったり、自分の保身のために、

しょーもない嘘をつく人が嫌いだ。

嘘をつくのはその人の特性だから仕方がないとしよう。

しかし、せめて、

そのしょーもない嘘をつき通してくれればいいと想う。

それは、後からぼろが出たり、

嘘だったということがわかったりしたとき、

イラっとするからだ。

 

しかし、よーく考えると、

そのしょうもない嘘のために、

私が何か被害を被ったわけでもない時でも、

別にそんなの放っておいても何の問題の無い時でも、

イラっとしたり、腹を立てている自分がいることに気付いた。

相手の言動に対してイラっとしているのは自分であって、

その原因を相手のせいだから何とかしてほしいなんて、

まさにアウトサイドイン的考え方ではないか!!!

 

何故、しょうもない嘘に対してイラっとする自分の存在に気付いたか?

自分がしょーもない嘘をついてしまい、

それに対してモヤモヤしている自分に気付き、

何故モヤモヤしているのか?

内省していくうちに気が付いたのだ。

 

自分が自分を良く見せるために、

しょーもない嘘をついてしまった。

別にその嘘は、本当にしょーもなくて、

私の内側だけのことだから、敢えてばらす必要もないし、

心の中にしまっておきさえすればばれることもない。

もし、ばれたとしても、ほんとしょーもないことなので、

誰かが被害を被ることではない。

しかし、とっさについてしまった嘘

(言い訳をすると100%嘘と言うことでもない嘘)

に対して、めちゃくちゃ罪悪感を感じている自分、

自分のことを許せない自分がいる。

モヤモヤの原因は罪悪感と自責の念だ。

この気持ちがあるってことは、

きっと他人に対しても許せないんだろうな~?

と考えたことがきっかけで、

上記のような自分の思考パターンに気が付いた。

 

そこで、

しょーもない嘘をついてしまった自分への罪悪感を手放せばならない。

と考えた。

 

時には、嘘つきたくなってしまうことだってある。

そんな自分も許容してあげよう。

信用を失うほど、嘘をつきまくるのは、

自分を傷つけることにもなるから良くないけど、

100%真実を言わなきゃいけないなんてことないんじゃない?

その嘘がばれた時、相手が傷ついたり、被害に遭わなければ、

ちょっとくらい多めに観てあげようよ。

だって世の中にはついて良い嘘だってあるじゃん。

例えば、誕生日サプライズで家族を喜ばすために、

その瞬間までその準備のために嘘をつき通すことだってあるじゃん。

時には、隠したり、

嘘をついて相手が知らない方が幸せだっていうことだってあるじゃん。

嘘つく自分をそんなに毛嫌いしないであげて。

 

そもそも、何故嘘をつくことへここまで罪悪感があるのだろうか?

おそらく、小さい頃から

「嘘をついてはいけない」という教育を受けてきたからだと想う。

その教育は間違っていないと想う。

しかし、単に、「嘘をついてはいけない」ということだけを伝えるのは

小学生位までの子供までで、

知能が発達してきたら、

「嘘をついてはいけない」理由とか、

ついていい嘘もあるとか、

時には嘘をつかなければならないこともあるとか、

嘘にも色々な種類や、

時と場合があるということも学ぶ必要があるのではないかと

ふと思った。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年5月8日