【感謝感謝の新人研修】
【感謝感謝の新人研修】
今年も、自身が勤務する会社で、新卒社員との出会いがあった。
毎年この時期が来るのが本当に楽しみでうれしい。
私には社員育成委員会書記という役割が与えられている。
書記は、委員長のサポート役。
委員長の指示のもと、新人研修の準備や、
新人さんが研修を受けることに対してのサポート全般を、
実質、任せてもらっている。
書記になった当初は、わからないことだらけで、
委員長に頼ってばかりいたが、
だんだん任せてもらう範囲が増えてきた。
委員長は、
「責任はすべて自分がとる。それが長というものだ。」
というスタンスの方。
「もうこれは任せても大丈夫」と言うことに関しては、
口出しをせず自由度を持たせて任せてくださるし、
困ったことが発生した時など、いざという時は、
きちんと相談に耳を傾けてくれ、決断&行動をとってくださる。
守られた環境の中で、のびのび委員の役割を全うさせてもらっているのが、
本当にありがたい。
新人研修の企画・運営担当の自身にとっての最大のメリットは、
新入社員の皆さんとの接触が非常に多い事。
自身が受け持つ研修時間は、およそ2時間程度。
全体の研修時間からするとかなり割合は少ない。
しかし、研修期間中新人さんが毎日提出する
「研修日報」の提出先が私なので、
必然的に退社する前に皆さん、私のところに来てくださる。
そこでコミュニケーションがとれる。
自身の質問にも素直に答えたくださるので、
そこから相手のことも知れるし、
今の若い人のいい意味での軽さ、軽やかさであったり、
思考の柔軟性、幅広さなどに触れることで、
自分自身の気付きが得られることが多々ある。
本当に本当に新人さんとの出会いと、
この役割を任されていることがありがたい。
今回、私が担当させてもらった研修で、
気付かせていただいたことをシェアしたい。
自身が務める会社には、メンター制度というのがあって、
新入社員にメンターが就く。
メンターはおおむね入社2~5年程度の若手社員だ。
そこで私が担当する研修の1つにメンターメンティー研修がある。
その研修の中で、メンターメンティーのコミュニケーションを深める目的で、
「共通点探し」という簡単なゲームをしてもらう。
各ペア、どんなことでも良いから、
お互いの共通点を5分間できるだけ沢山見つけてもらうというもの。
5分間のペアワークののち、探した共通点を発表してもらうのだが、
あるペアが、
「すごい共通点見つけちゃったんですよ~。
同じ県出身なんです!!」と・・・。
うちの会社は、どちらかというと地元の人が多く、
同じ県出身の方が多い。彼らも地元の人だから、
「何がすごいんだろう?」とその時は正直思ってしまい、
「へ~、それ本当にすごいね!!」
というリアクションができなかった自分💦
しかし、家に帰ってから、
「彼らは、グローバルな思考なんだ。」という
ひらめきみたいなのが突然頭の中に降りて来た。
日本の中で同じ県出身ということだけでもすごいのに、
ましてや、アジアの中、世界の中、宇宙の中という
視点で考えるとまさに同じ県出身というのは奇跡だ。
そこでふと想う。
広い広い宇宙の中で、
同じ地球という星に生れたのも奇跡なのにね。
こういう視点があれば、
ほとんどすべての問題が解決するんじゃないかな~。
新人さん、大切なことを気付かせてくれて、
本当に本当にありがとう。
さすが、風の時代仕様の人は違う!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年4月8日