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うつからのキセキ☆

【無条件で自分の存在価値を認める②】

【無条件で自分の存在価値を認める②】

 

「無条件で自分の存在価値を認める」という言葉を、

毎日心の中で言うようにしていたことが要因となったのか?

(後に、アファメーション効果というものであったようだと知る。)

もしくは、宙が「こんなに毎日言うのだから」と、

無条件で自分の存在価値を認められるような

出来事を与えてくださったのか?

 

今から、3年くらい前の出来事だったと記憶している。

心のリハビリ期間中であった私は、

月に1~2回のペースで名古屋へ赴き、

マイメンターが主催する、

一般向けのベーシック講座や、

もうちょっと深く学びたい人向けの、

アドバンス講座に参加したりしていた。

その、時の出来事である。

 

アドバンス講座は、主にグループコーチングだった。

参加者は約10名ほど。

講座の冒頭で、それぞれの現状の課題をアウトプットし、

誰かの課題をひも解いていくと、

何故か、それぞれの課題解決のヒントにも繋がっていく。

グループコーチングの醍醐味だ。

当時の私は、うつ病は治り、

気持ちも明るく過ごせることが多くなってきていたが、

感情の起伏が激しく、

それをコントロールすることが非常に未熟であった。

そんな中、自身の課題を皆の前でアウトプットするとき、

負の感情が湧き上がってきて、それがエスカレートし、

自身の心の中のブラックな部分を表現してしまった。

当時抱えていた心の闇のようなものをさらけ出してしまった。

その日のグループコーチングのテーマは私の発言だ。

自身の子供を否定するようなひどいことを言ってしまったのだ。

でも、自身の心の中にそのような想いが存在するから、

出た言葉であることには変わりがない。

マイメンターは、参加者全員に、私の発言に対して一人一人が

想うことを、私にフィードバックするという時間を設けた。

一人一人が真剣に私にフィードバックしてくださった。

私の発言が本当に酷かったので、

率直に厳しいフィードバックをくださる方、

私だったらこう考えるとアドバイスくださった方、

本当に本当にありがたかった。

その一方で、

その日の、講座の大半を私の発言に対することに費やしてくださった

ことに対して、全員に申し訳ない想いやら、

本当に恥ずかしい発言をしてしまった自身に対する羞恥心やらで、

しばらくの間、思考がまとまらず、ふわふわしていた。

帰りのバスの中で一人になると、やっと落ち着いてきた。

その時だ。「無条件で自分の存在価値を認める」

という言葉が湧き上がってきた。

これだ!!

私は今まで、常識があるとか、きちんとしているとか、

ちゃんとしていないと存在してはいけないとう考え方が抜け切れていなかった。

しかし、本当に恥ずかしかったが、

最低な自分をさらけ出して、

ダメダメな自分を見せてしまったが、

こんな自分に対しても、

皆、真剣に対応してくれるんだ。

受け入れてくれるんだ。

この人達は私のことをきちんとしてるからとか、

常識があるからとか、

そんなことで付き合ってくださっているのではない。

どんなにダメな所があっても、私の存在を認めてくださる。

それを実感できたことで、

「無条件で自分の存在価値を認める」

ということが、心にスーッとしみわたり、

とめどなく涙が溢れてきた。

 

あの時のことは今でも鮮明に覚えている。

 

2021年8月19日