【新たな楽しみ】
【新たな楽しみ】
生まれてからずっと、
当たり前のように近くにいた
息子を送り出すことを初めて経験してみて、
私が県外の短大へ進学するとき、
母親が涙をこらえて引っ越し先の
アパートを後にした姿を想い出した。
(私は涙をこらえきれず号泣だったが(^^;))
あー。こういう想いだったんだな。
改めて気付かされ、
親への感謝の気持ちがさらに深まった。
息子とは普段、べったり一緒に居たわけではない。
普通の日は、
お互いにバイトや学校や仕事ですれ違うことが多かったのもあり、
必要な会話をしているくらいだったし、
週末も、時々ドライブに行く程度だった。
それでも、居ると居ないのとでは雲泥の差だ。
きちんと整えられた、空いたベッドを見ると寂しさが湧いてくる。
次男は東京へ行ってしまったので、
コロナが落ち着くまでは会わなつもりで送り出した。
その会えない時間を寂しいという感情で過ごすのか?
想いっきり泣いたから、
想いっきり寂しさを感じたから、
もう、大丈夫かな?
会えないという時間。
同じ時間を過ごすなら、
寂しさに明け暮れるより、
何か気分が上がるように過ごそう!
そう想えるようになったのも、
学ぶ場と一緒に学ぶメンバーのおかげだ。
次男を東京に送り出した翌日、
私が所属する一般社団法人MindLaboの
勉強会だった。
メンバーが自分が担当する講座のデモ講座を披露した。
その中で
「自分にとって、よろしくない出来事があった時こそ、
主体性を発揮するチャンスだ」ということを学んだ。
出来事は変えられない。
しかし、どういう感情、どういう考え方、
どういう在り方で過ごすかは自分で選択が可能だ。
今まさに、それができるチャンスだということに気付かせてもらった。
そして別なメンバーからグループワークで
こんなアドバイスももらった。
「東京に息子を送っていったけど、コロナだから、
アパートと不動産屋さん以外どこにも行かなかったんだよね。
おしゃれなイタリアンとかカフェとか行って次男とデートしたかったのに・・・」
と最近あったよくない出来事を
アウトプットするワークで私がこう発言したことに対し、
「今度会う時までに、
東京で行きたいところ、いっぱいリストアップしてみたら?
そしたら、次、会う時まで楽しくない?」
そのアイデア頂きました!!
息子と行きたいところ、
色々考えてたらもうすでに楽しくなってきた!
学ぶ場と一緒に学ぶ人の存在で今回も救われた。
私には、幸せな環境がある。
ありがたい。
2021年3月29日