【状態を観る】
【状態を観る】
起こってほしくない出来事が起きた時ほど、心の中が観える。
それは、自分も、相手も、第三者的立場の人もだ。
今日は朝から、長男と口論になった。
長男があるお店の人のミステイクにより、
ちょっとした被害に遭った。
そのお店の人のミステイクに気が付いたのが、
卒業式を控えた日の朝、つまり今朝で、
特別な日の朝ということもあり、苛立ちもひとしお。
確かにお店の人のミスは否めない。
しかし、長男の確認不足も確実にある。
長男はそれを認めようとしない。
長男は、本当は自分にも確認不足があったことは
頭ではわかっているようだったが、
あまりにも悔しかったようでそれを認めたくないようだった。
私はその長男の心理に気が付いた。
何故なら、自分にも、似た経験がつい最近あったからだ。
(【透き通った青い空】 - 光り輝き続けるために✨ (hatenablog.com)参照)
でも、私は長男に対して、厳しい姿勢を貫いた。
「確かにお店の人の本当に初歩的なミスだよね。
でも、100%お店の人のせいにするのは違うんじゃない?!
自分にも原因がなかったか?こういうことから学べる。
相手を責めてばかりいたって仕方がない!!」
私が正論を言えば言うほど、長男は頑なに自分の非を認めない。
お互い感情が高ぶる。
そんな口論を聞きつけて、次男が起きてきた。
次男は冷静だった。
結論は私と同じことを言っているのだが、
言い方や、言葉のチョイスに気を使っているのがわかった。
私はそんな次男の姿勢をみてはっとした。
自分が、感情のまま言葉を発していたことに・・・。(^^;)
私は、自分の考えを今すぐにわからせようとしていた。
そんな考え方をしていたのでは、先行きが思いやられる。
長男の将来が心配になり、つい力が入ってしまったのだが、
相手の状態とか、タイミングを考えての発言ではなかった。
それどころか、自分も次第に感情的になっていた。
本当に長男のためを想って言っているのであれば、
「いつかわかってくれる時がきっとくる」
それぐらいの気持ちの余裕を持って伝えるべきであった。
次男の在り方からそれを学ばせてもらった。
まだまだですな~私。
でも、セルフマネジメントを学ぶ前の私だったら、
有無を言わさず「確認しないお前が悪い!!」
と雷を落としていただろう。
最初のうちは、感情的ではなかったし、
「お店の人が確かに悪いよね。」
ということは伝えてからの説教だったから、
ちょっとは進歩してるよね(^_-)-☆
未熟な所も含めて自分が好き。
気付いて素直に受け入れる自分が好き。
2021年3月4日