光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【自分想い】

【自分想い】

 

人は生まれる前に、

自分の人生を綿密にプログラムして、

生まれてくるのだそうだ。

信じる信じないは別として、

少なくともそう考えたほうが、

より自分の人生を肯定的に捉えることができる。

 

今、めちゃくちゃ多忙だ。

息子2人と、私自身、

人生の大きな節目を迎えている。

目の前のことを一つ一つこなしていくしか選択肢はない。

 

今日は、長男が新天地へと旅立つ日だった。

 

早朝に家を出て、家族全員で引っ越し。

とりあえず必要な荷物だけ持っていき、

簡単に掃除をし、荷物を運び入れた。

購入しなければいけないものをリストアップし、

昼食を食べがてら、買い物へ。

リストアップしたものを、

ホームセンターなどで購入し、

そこで別れることにした。

 

長男は県内だから、会おうと想えばいつでも会える。

しかし、涙があふれて止まらない。

生まれてから20年間の想いが一気にあふれ出してきたのか?

この寂しさをなんと表現したらよいのか・・・。

「じゃあね。元気でね。」

気丈に振舞い、元気よく言っているのに、

涙は滝のように溢れてきて・・・。

 

長男が自分の車で駐車場を出ていった。

それを見送った時はもう、

嗚咽が出るほど泣いた。

「またいつでも会えるよね。会えるよね。」

敢えて言葉に出して、自分に言い聞かせた。

 

ひとしきり、

思いっきり泣いたら落ち着いてきた。

 

帰りの車ではもう、明後日に控えている、

次男の引っ越しのスケジュールや、

最終確認、不足品の購入などについて、

話しながら帰ってきた。

寂しさに浸っている余裕などない。

 

私は恐らく、

生まれる前に敢えてこの

めちゃくちゃ忙しいスケジュールを

プログラムして生まれてきたに違いない。

 

この後次男との別れも待っているのだが、

その翌日、私の人生の転換期ともなる

それこそ、次男と別れの寂しさに浸っている余裕などないくらい、

大事な大事な事柄が控えている。

その準備も今、平行して行わなければならない。

 

本当に、いまが正念場だ。

次男に至っては、首都圏への旅立ちだから、

「またいつでも会えるよね。」の

言い聞かせは効かない。

寝る間も惜しいくらいのこの状況が、

本当にありがたく感じる。

 

2021年3月25日