【一歩成長】
～自分の弱みは誰かにカバーしてもらえばいい～
うちに、セールスマンが来た。
何のセールスかは細かくここでは説明しないが、
（別に詐欺でもないし、悪徳業者というわけでもないので、
細かく書いて営業妨害になってしまってはいけないので・・・）
自身は以前から、個人的に興味のある事業だったため、
自身からも質問をしまくった。
安い買い物ではないため、直ぐに「買います！！」とは言わなかった。
自身は、周囲から、
「人を過度に信じやすい。騙されやすい。いいように利用されやすい。」
と指摘されており、過去に痛い経験もしているので、
「そういうことは、兄が詳しいので兄に相談します。」と言って、
一旦は保留にした。
ちょうど、実家に帰る予定があったので、
実家の隣に住んでいる兄に、
「今日こういうセールスマンが来て、
自分も以前から興味はあったから買おうかどうか迷っているんだけど・・・」
と相談してみた。
兄は、一通り話を聴いてくれて、
「俺だったらやらないかな～」と言った。
その理由が、めちゃくちゃ納得の理由だった。
「確かに怪しい儲け話とか、詐欺的な感じではなさそうだよな。
でも、その事業が失敗するというリスクもかなりある中で、
それ勧めてくる会社はリスクを背負わなくて済む仕組みだよな。
失敗した時のリスクが全部消費者負担というのが気に食わない」と・・・。
めちゃくちゃ鋭い観点だった。
確かにそうだ。そういう仕組みだ。
自身は、その事業が、失敗よりも成功する可能性の方が高いと
直感的には感じているが、
確かに、失敗した時のリスクをその会社が一切負担しない仕組みというのは、
納得がいかない。せめて折半くらいならわかるが・・・。
自身も兄の意見に賛成で、
その事業そのものは、そんなに悪いものではないし、
時と場合によっては社会貢献にも繋がるから、
むしろやっても良いなと感じるが、
仕組み、やり方、業者は選ぶ必要がある。
という結論が出た。
目からウロコの気付きであった。
投資するとき、
リスクが発生した場合を想定してみて、
「相手にリスクがない」
という答えが出たら、
それを始めるかどうかは慎重になった方が良い。
それを、承知の上で始めるのと、そうでないのとでは、
失敗した時のダメージに、
かなりの違いが出てくると想う。
よく、「私はオレオレ詐欺には引っかからない！！」
と言っている人ほど、ひっかかるという話を聴く。
その理由がわかった気がする。
その人が
「人を信じやすい。騙されやすい。いいように利用されやすい。」
という特性を持った人だった場合、
「私はオレオレ詐欺には引っかからない！！」
と言っているということは、
自分の騙されやすい特性を認識していない、
受け入れていないということになる。
そうすると、例えば今回の自身のように、
一旦保留にして誰かに相談するという行為に移らない可能性が
高くなってしまうのではないだろうか？
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年11月26日
