【睡眠時間が惜しいと想わない本】
【睡眠時間が惜しいと想わない本】
50歳を目の前にし、
睡眠時間は大事にしている自身であるが、
(というか起きていられない💦
若い頃のように無理できない💦)
久しぶりに、
気付いたらこんな時間!!?となっている
本に出会った。
ヴィクトール・E・フランクル著
だ。
この本は、以前、
マイメンターがご自身が担当する講座か勉強会で、
紹介していた本だった。
その時マイメンターが紹介されていた本の内容は、
ナチスの収容所での著者の心の持ち方。
本の中の1つの事柄だけを
ごくごくわずかに紹介されただけだったため、
世界中で、読み継がれている本だから
良著に違いないという確信はあったものの、
ナチスの収容所のおぞましい光景が描写されているのでは?
という抵抗感・先入観があり、なかなか購入できないでいた。
しかし諸富祥彦著
「フランクル心理学入門」どんな時にも人生には意味がある(角川ソフィア文庫)
を読んだことがきっかけで、
「夜と霧」を読みたい!読んでみよう!という気持ちが強くなった。
読み始め、どんどん本に引き込まれていく自分。
私は本を読むのが遅い。
遅いのだが、さらにこの本は私の読むスピードを落とす。
じっくり読みたいからだ。(自身が知らない言葉、単語が多いのもある。)
睡眠時間を削ってまで読んでも、まだ70ページ弱。(おそっ💦)
しかし、わずか70ページの読書で、
沢山の気付き学び、感動が得られている。
私が心配していた、
収容所のおぞましい光景を伝えることがメインではなく、
収容所での、著者を含めた被収容者の様子、心の変化、心の在り方などが
メインに書かれており、それが非常に興味深かった。
ここまで読んでの学びは、
人は極限の状態でも、自分の心の中の「愛」を
想い出すことで救われるということ。
「もはやなにも残されていなくても」
という見出しで書かれていた文章には、
涙、涙、涙。
以降も、著者が何を伝えたいのか?
よく考えながら、かみしめて読み進めたい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年3月22日