【京大生になったみたい♪】
【京大生になったみたい♪】
先日、友人のところに用事があって伺った。
息子さんのこともちょっとだけ知っているので、
息子さん元気にやってますか?と聞いてみた。
もともと、学ぶことが好きだったその息子さんは、
最近、YouTubeやオンライン講座などで
学ぶ時間が以前にも増して増えたという。
学ぶ意欲満々だというのだ。
プライベートの時間を上手くスケジューリングして学んでいるらしい。
コロナ以降、オンライン講座も爆発的に増えたし、
なによりどんどんそのクオリティーも上がっているようだ。
若い人は、そういうのを敏感に察知しているのであろう。
以前は、容易に受けることができなかった専門性の高い講座であるとか、
レアな講座も、自宅で容易に受けられるのだそうだ。
ふっと、その時の会話を想い出した。
もしかしたら、自宅で大学講座みたいなのも聴講できるかもしれない。
そう想い、ネット検索。
あるではないか!!まさかの京都大学!!
えーっ!!京都大学の先生の講座がYouTubeで無料で観られるなんて!!
しかも、最近、興味が湧きつつある分野「哲学」があるではないか!!
わくわくして、さっそく、第1回目のバナーをクリック。
そうは言っても、やっぱ京都大学の先生の講座からな~。
私には難しいかもな~。
そんな不安も抱きつつ、視聴開始。
興味深く、どんどん講座に引き込まれていく。
1時間あっという間だった。
1回目のテーマは「自己とは何か?」
恐らくだが、一般向けに、
難易度は下げてお話ししてくださっているのだと想う。
それでもちょっと私には難しくて、
理解できないところもあったが、
なんとなく言わんとしていることはわかるし、
こういうことかな?ああいうことかな?と
自分なりの思考を働かせることも楽しい。
私の勝手な大学講座のイメージで、
一方通行のティーチング的要素が多いのかな?
と想っていたが、そうではなかった。
もちろん、歴史に残る哲学者の思想など
基本的なことは説明してくださった。
が、講座の主たるところはそこではないようだ。
それらの思想を踏まえたうえで、
こういう考え方をしたらどうか?
こういう考え方をしたらこういうことが起こるのではないか?
などの問いが投げかけられ、
視聴者の中にも「自己とは何か?」
ということを考えるきっかけを与える。
そこに重きを置いているのではないかな?と感じる講座であった。
先生が質問に答えるという双方向の時間もあったし、
録画動画であるのに、どこかに自分も参加しているような感覚もあり
非常に楽しめた。
新しい楽しみを発見できうれしい(^^)
提供しくださっている京都大学の方々、
そして情報化の時代に感謝です。
2021年12月25日