【全て自分に責任があるという思考】
【全て自分に責任があるという思考】
先日、私が休暇を取っている日に、
あるアクシデントが職場で発生したそうだ。
何とか、お客様には迷惑をかけなかったそうだが、
何とかするのが大変だったとのこと。
私が携わる職務にも関わることなので、
後輩がそのアクシデントを報告してくれた。
その報告を受け、事の大きさにちょっと動揺し、
「それ、私に責任があるよね。
私が、連絡しなきゃいけないやつだったよね。」
と事の全体像も捉えずに、その後輩に真っ先に口走っていた。
しかし、その後輩は冷静だった。
そして、私に次のように話した。
「いや~。そういうことじゃないですよ。
そもそも、これこれこういうことが重なって、
こういう結果に繋がっているので、
きちんとルール化できていなかったことや、
それぞれの人の認識の違いから起きたことだと想いますよ~」
と。
更に、「今後はこういうルールを作ったらどうですか?」
と具体策まで提案してくださった。
入社数年目の20代前半の若手社員。すごいな~。
と感心すると同時に、私の癖で、
「自身に全て責任がある!!」と、
本当は他の人にも責任があるのに、一人で責任を被るのを、
救ってくださったとも感じた。
その若手の同僚には、尊敬と感謝の気持ちを抱くのである。
このことがあった日の帰宅後のことだ。
今、一般社団法人MindLaboのプラットホームには、
春講座で扱った講座の復習動画がアップされている。
第4回までを終え、7講座分の動画がアップされているのだが、
それを一日1個、その時の気分、直感で選んで観ている。
いつものように意図せず選んで観た動画に、
ちょうど、この職場での出来事を思い出させる内容が含まれていた。
著作権の関係もあるので、
動画の内容は詳しくお伝え出来ないのだが、
私のこの「自身にすべて責任がある」という思考は、
まさに、悲観的思考の典型なのだということに気付かされる。
なるほど、こう言うことか~!!
と、動画講座の内容と、今日起きた出来事がリンクし、
めちゃくちゃ腑に落ちた。
今回の会社でのアクシデントは、たまたま、後輩が、
「山本さんの責任だけではない。色々な原因がある。」
と言ってくれたから自分だけの責任ではない、むしろ自身の責任はあまり大きくないことに気付けたが、
今後は自分で「全て自分が悪い思考に陥っていないか」を気付けるようにならねばと想った。
今回のことで、自身には、なにかトラブルが起きた時、
自分に全て責任がある!!と真っ先に考える傾向があること。
に気付けたことは大きい。
そしてそんな時は、直ぐに「自分のせいです!」と宣言するのではなく、
この部分は確かに私の責任かもしれないが、
ここと、ここの部分は、別な人にも責任はある、環境の原因もある、など
物事を全体的に捉えるようにしていきたいと想う。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年7月7日