【見落としていた大前提】
【見落としていた大前提】
息子がある壁にぶち当たっているということが判明して、
10日ほどが過ぎた11月11日、東京へ行くこととなった。
息子が通う学校の先生にお会いして、
息子と3人で話をするためだ。
お忙しい中、1時間半も時間を割いてくださった。
本当にありがたいことである。
先生は私たち親子の話に耳を傾けてくださり、
息子が目指す業界に30年身を置く中で得たことを、
お話ししてくださった。
・ご自身が業界で経験したこと
・経験してわかったこと
・今までいろんな生徒さんを観てきて感じたこと
・対照的な例を挙げた卒業生の現在の様子
・学校で学ぶことの目的
・「楽しい」というエネルギーの力
・1足す1を積み重ねていくことの必要性
上記のようなお話をお聞きすることができた。
お話を伺っていく中で、
先生のお人柄や、歩んできた道のり、
考え方、何を大事にされているのか、など
垣間見ることができた。
そして、先生の言葉の重みがひしひしと
伝わってくるのであった。
何故なら、
ネイティブに長年の経験から学んでいらっしゃるんだな。」
と言うことが感じ取れたからだ。
先生は、日々、上記のことを、
息子に伝えてくれていたようだ。
しかし、息子の心にはまだあまり響いていない様子。
「インサイドアウトの重要性に、
気付くタイミングは人それぞれ。」
頭ではわかっていても、
自分が30年という遠回りをした経験もあり、
息子には早く気付いて欲しい!
という親のエゴが働いてしまう。
最後に先生が、
「先生とお母さんは伝えることまではできる。
伝えた中で、何を選択し、行動するかどうかは君次第なんだよ。」
と息子に言ってくださった。
その言葉は、息子に響いていた様子であった。
ひとまずほっとして、学校を出て、
事前にリサーチしてあった
近くのジェラート屋さんへ向かい始めた。
歩いていると、
息子が、「実は・・・」と話し始めたことがある。
それを聞いた私。
「エーうそでしょ!!何やってんの?!」
人通りもある、路地で想わず出た言葉だ。
自分の声の大きさに、
感情的になっている自分に気が付いた。
怒り、失望、恐れ、戸惑い、
いろんな感情が渦を巻いている。
「まずは一旦落ち着こう」
敢えてその言葉を口に出したことで、
本当に落ち着いてきて、事情を聴くことができた。
息子は息子なりに自分で何とかしようと努力していたようだ。
そして、今後も自分で何とかしようと想っていたようだ。
しかし、せっかく、先生と話し合って、
再スタートを切るという話になったのに、
再スターを切るために必要なエネルギーを奪うその事象を
取り除いてやらねばならない。
と親として判断。
私が手助けをして、その事象を解決してきた。
見落としていた大前提とは基盤である。
そもそもの基盤(精神面も生活面も)が築かれていなかった。
宙へ。
今回、東京へ行く機会、息子の支援ができる機会を
与えてくださって本当に本当にありがとうございました。
コロナも丁度落ち着いていて、ジャストタイミングでした。
いつも、沢山の気付き、学びをありがとうございます。
これからも、何事も肯定的に捉えますので、
沢山の気付き学びを宙から届けてください。
よろしくお願いいたします。
2021年11月11日