光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【経験】

【経験】

 

人間、生きていれば何かしらの経験をする。

 

私は、自分が鬱で苦しかった経験、

酷い自己否定の状態を長年続けてきた経験を

オープンにする前というのは、

「経験」に良い悪いのジャッジをしていたように想う。

 

例えば、マイメンターのように、

企業研修講師として、多くの人の支援を続けている経験は良い。

例えば、お笑い芸人さんのように、

多くの人を、楽しませたり、笑わせたるする経験は良い。

例えば、起業するなど、大きな挑戦をする経験は良い。

例えば、スポーツでも、絵を描くでも、

自分の好きなことを追求する経験は良い。

などなど。

もちろんそれらの経験は良い経験だと想う気持ちに変わりはないのだが、

誰かの役に立っている、挑戦している、情熱をもって取り組んでいるなど

自分が良い経験だなー。と想うこと以外は、

「経験」として認めていなかったように思う。

  

だから、

人の役に立っているようなこともしてない、

挑戦もしてない、

情熱を持って取り組んでることもない、

そんなうつだった頃の自分は

私なんて大した経験が無い。

と思い込んでいた。

 

しかし、マイメンターと出会い、

「自分を大事にする」と決めたことがきっかけで、

うつだった自分の辛い経験が

自分の人生にとって役に立っていたんだ

と想えるようになってきたころから、

どんな経験も経験なんだ。

と想えるようになった。

うつ病の辛い経験ですら今では良い経験と想えるようになった。

(うつの最中はとてもじゃないが、良い経験とは思えないが、、、)

 

例えば、休日、何もしないでぼーっと過ごしたとする。

何もしないで過ごしたことが経験である。

あー、なんかただ一日ぼーっと過ごしちゃってもったいなかったな。

と想えば休日の過ごし方を見つめなおすきっかけにすればいいし、

ぼーっと過ごしたことで心身リフレッシュできたなーと思えば

自分をリフレッシュするアイテムに加えればいい。

 

例えば、情熱を傾けられるものが見つからず

悶々としていた日々の経験。

この経験があるからこそ、

今、情熱を傾けられることがあることに感謝できるし、

今は情熱を傾けることがある自分であっても、

情熱を傾けられなくて悶々としている人の気持ちもわかる。

情熱を傾けられることが、上手くいかなくてめげそうになった時、

情熱を傾けられることが無くて悶々としていた日々よりは

全然ましだなと自分を励ますこともできる。

 

経験自体に良いも悪いもない。

経験をどう活かすかで、

どれだけ「良い経験だったな~」と

想う度合いが変わってくる。

 

2021年7月7日