光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【引っ越しあるある】

【引っ越しあるある】

 

部屋の片づけをしていてよくあるのが、

写真や思い出の品が出てくると、

ついつい見入ってしまって、

片付けの作業が中断するということだ。

今回の引っ越しでは極力

それが無いようにしてはいたのだが、

やはり、

長年観ていなかった想い入れの強いものを目にすると、

感情移入してしまう。

 

その中の一つに、自分が幼少期の写真で

シロツメ草の花束を持って笑顔で映っている写真がある。

この写真を私が大人になってから

母親と一緒に観ていた時、母親がこう言った。

「あー、この写真。

田んぼの土手に咲いていた花がきれいだったから

沢山摘んできたんだという、

ちか(←私のこと)がかわいくてね。」

母親が撮影してくれた時の気持ちを話してくれた。

 

私の幼少期のころは、フィルムを入れるカメラで、

今のように、スマホで気軽に写真が撮れるような時代ではない。

私の母親は日常のこんなたわいもない些細なことを大切に想って、

カメラを持ち出し撮影してくれたんだな。

旅行、入学式、運動会、など特別な時の写真もうれしいが、

この日常でのささやかな幸せを映したこの写真が一番好きだ。

母親から愛されていたんだな。

この写真を観る度そう感じるようになった。

 

私の母親は、現在81歳。

自家用の野菜は自分で作ったり

旬のものを食卓に並べたり、日常を大切に生きている。

私はこんな母親のもとに生まれて本当に良かった。

 

引っ越しの合間、

ちょっとほっこりブレイクタイムの時間となった。

 

2021年5月6日