【本から得た安心感と自信】
【本から得た安心感と自信】
先日出会った本。
この本は、1つの項目が1~2ページで
簡潔にまとめられてあり、
どこから読んでも大丈夫な構成になっている。
私は1日1~2項目を読んでいる。
どこを読むかはルーレット方式で決めている。
目をつぶって本をパラパラっとし、
テキトーなところで止め、止めたところのページを読む。
それだけでも楽しい。
そして、無作為に選んだページであるのに、
何故か今の自分に必要なことが書かれていることが多い。
私は良く人を誉める。
外見、行動、考え方、人間性、色々誉める。
コミュニケーションを図る目的と
何より自分が人を誉めることが好きだからだ。
誉めるときのポリシーが自分なりにある。
ちょっと盛って大げさに誉めることはあっても、
決して自分が想っていないことは言わない。
例えば、髪形を変えた同僚に対して、
「あまり似合ってないな~。前の方がかっこよかったな~。」
と想ったとする。
前回髪形を変えた時は、本当にかっこいいし似合っていると
想ったので誉めた。
でも今回はそう思っていないから敢えてそれを表現しない。
もし、
「前回は誉めてくれたけど、今回は似合ってないですかねー」
と聞かれたとしても
「さっぱりしたね。でも個人的には前の髪型のほうが好きだなー」
と想ってないことは言わないポリシーは通すであろう。
(というか、実際にこのような会話をした経験があったように想う)
しかし、こんなポリシーを持って誉めているということを、
いちいち説明しているわけではないので、
私は、「誰にでもお世辞を言う調子の良い人である」と
あまり良いイメージを持たれていないかもしれない
と疑心暗鬼になる出来事があった。
「もしかしたら誉めすぎ?」
と自分のやることに自信が持てなくなっていた。
そんな矢先、ルーレット方式で選んだページの項目のタイトルが
「一流の人は惜しみなく人を誉める」だった。
「人を誉めることはこの世で最高の善行である」と
アメリカの心理学者ジョージクレインという人の言葉も紹介されていた。
自分のやっていることに対する不安が安心へと変わり、
自信を取り戻すことができた。
本が強い味方となってくれた!
「心のこもった誉め言葉は相手の記憶に残る。」
「称賛は相手を幸せにする。」
この言葉も印象的だった。
私が何故人を誉めるのが好きなのか?
意識していなかったが、答えがそこにあった。
2021年1月7日