【息子のパワー】
【息子のパワー】
明日、次男が東京に帰ってしまうというので、
仕事の後、2人で会う約束をした。
勝手に、「デート」と想っている私。
遅くとも17時30には会社を出ようと想っていたのだが、
予定時間を大幅にオーバー。
いつもだったら、「ここまではやって帰る!」という
仕事が残っていたが、
(自分の中で決めているだけで、実際は翌日でも間に合う仕事。)
その仕事には目もくれず、
職場を飛んで出た。(「飛んで」は方言。急いでとか、走ってとかいうニュアンス)
恋人と会うかのような、いやそれ以上のうきうきぶり。
そんなうきうき度MAXの自分を客観視する自分が
自分のことをめっちゃ笑ってた。
次男が中学生の頃だったと想う。
母親と2人で歩いているのを、
友達に見られるのが恥ずかしかったのだろう、
自宅がある市内のお店を、
2人で歩くのを拒否られていた時期もあった。
そんな息子も、今年20歳。
(余談だが、
成人年齢が法律で引き下がったことで、
この4月1日から、急に成人になった。)
今では、母親と歩くことが恥ずかしいどころか、
母親の話を聴き、
「それは、こう言うことじゃない?」と
今の若い人なりの考えを教えてくれたり、
「へーそうなんだ。」とただただ聴いてくれたり、
私の、承認して~!オーラが出ているのを察知すると、
「へー。それすごいね!」とニコニコしながら承認してくれる。
デートコースは、
行きつけのジェラートショップと、
行きつけのジェラートショップでは、
1つ1つ、フレーバーの味や特徴を息子に説明。
新作フレーバー以外すべて、説明できる自分に自画自賛。
そんな私の承認欲求を察知し、
思いっきり承認してくれる優しい次男。
私は「デート」と浮かれていたが、
そもそも、会う一番の目的は、学校に提出する、
大切な書類を作成すること。
その書類を書き終え、帰っても良かったのだが、
久しぶりに2人であったのと、
またしばらく会えなくなる気持ちもあって、
スターバックスへ。
お互いにそんにお腹が空いていなかったので、
ラテのみを注文し、窓際の席で、外を見ながら歓談。
(歓談といっても、次男は自分から話すタイプではなく、
ついつい私ばかり話してしまうのだが💦)
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまう。
気が付くと、睡眠時間を削らなくてはならないような時間になっていた。
このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・。
東京に帰ってしまう時は、
寂しくて寂しくて仕方なくて泣いていることもあった。
しかし、回数を重ねる度に、慣れてきたようだ。
今回は、寂しさで泣くことはなかった。
「自分、子離れできて来たんじゃない?!!」
自己成長感が感じられ、ちょっとうれしい。
そんな自分を、自分で誉めたくもなった。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年4月6日