光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【初体験で自信をつける】

~プチ東京生活無事終了~

去年の12月28日の夜訪れ、

今日まで1週間のプチ東京生活が終わりとなる。

何故プチ東京生活をしようと思ったのか?

その理由は、今年の春頃から、

東京のジェラート関連のお店で働きたいという、夢を実現させるため、

東京で生活するとはどんな感じなのか?

長野で、あーでもないこーでもないと

想像して不安を感じているより、

実際に体験して見ることの方が、

現実的で建設的だと考えたためである。

 

その成果はまあまあ得られたと思う。

まずは、自身は東京がめちゃくちゃ好きだということが、わかったこと。

これは非常に大きい。

今までは観光や、講習会受講、

ジェラート食べ歩きといった目的で、

東京を訪れることが大半だった。

それだけなら、大抵の人は

東京が好きというであろう。

自身の周囲でよく耳にするのが、

東京は、たまに遊びに行くには良いけど、

住みたくはないな~という声。

自身もどちらかというとその考えが強かった。

しかし、実際に1週間という短い期間ではあったが、生活をしてみても、

東京が好きだ。

むしろどんどん好きになるし興味も増すばかり。

色んなところに行ってみたいとも思う。

 

長野では何処へ行くにも車だが、

電車の乗り継ぎも慣れてきたし、

(今はスマホのアプリで乗り換え検索が

めちゃくちゃわかりやすく簡単)

駅の階段も、駅までの徒歩での移動も、

慣れた。

運動不足解消になって一石二鳥だ。

飲食店も安くて美味しいところばかり。

今日はあれ食べたい!

と思ったら大抵のお店は存在するし、

夜遅くてもお正月でもやっている。

デパートでは、長野では見たこともない

テナントが沢山入っていて、

見ているだけで楽しい。

どこのお店に入っても、接客が丁寧。

 

ただ、生活する上での金銭的な面や、

実際に働く場所が何処なのか?

によっても移動時間などで、

時間的余裕も違うだろうし、

通勤通学の満員電車の経験は出来なかったので、課題や不安はまだまだある。

 

しかし、とりあえず1週間だけでも生活してみて、東京で働くイメージが以前より格段にハッキリしたし、

何より、1歩でも前進のための行動が起こせた自身に自信が持てるようになった。

 

これからも、小さな1歩の積み重ねを大事にして行きたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2023年1月4日

【コミュ力を上げるには】

~自分との対話でコミュ力アップ~

昨日の投稿で、

電車の中での大学生男子2人組の会話が、

非常に本質をついていたので、

ご紹介したが、

そう言えばまだ忘れていたことがあった。

コミニケーション能力について、

語っていたことだ。

今どきの若い人は、

コミュニケーション能力のことを

コミ力というらしい。

そして、そのコミ力を持っていることの

メリットも知っているし、

そのメリットを上手く活用している、

ということを、

お二人の会話から伺うことができた。

 

1人の青年が、

「俺今、アルバイト失業中だけど、

すぐに次のところ決める自信あるんだよね。

前回のバイトの面接のとき、

30人の応募のうちから俺1人だけ合格したからさ~」と。

自身はそれを聞いて、すごっ!!と思ったが、

その友人は別に驚く様子もなく、

「〇〇はコミュ力高いからね~」と。

「そうそう、俺コミ力高いから~」

客観的視点と、自己認知能力の高さ。

そして、それを否定しない、

他社受容と自己受容。

この2人いったい何者だ?すごい!!

恐らく、彼らにとっては、

ごくごく、自然のことなのだと思うが、

お互いを認めあったり、

自分のことを照れずに認めたり、

(むしろ堂々と認めたり)

それが出来ているからこそ、

コミ力が高いのであろうな~

ということが推測できる。

 

そのあとの会話で、何故彼らが、

自己受容、他者受容ができるのか?

わかった。

失敗してもいいから色んなことに挑戦したい。

という話の中での会話だ。

「俺は失敗しても人のせいにはしない。

次に活かす。

きっと、失敗を人のせいにするようなやつが、ネットで人を叩いたりするんじゃないかな~。」

「そうかもね。俺も、人のせいにはしたくない。自分の成長に繋げたい。」

と・・・。

 

ネイティブに、

インサイドアウトの原理原則にのっとっている。

恐らく彼らは、挑戦して、失敗する度に、

自分の中に原因を探して、成長に繋げているのであろう。

自分の中に原因を探すには、

自分と向き合わなければならい。

自分と向き合うには、

自己認知能力、自己受容力が必要だ。

これを繰り返しているうちに、

きっと自己肯定感が上がり、さらにコミ力アップにも繋がって行ったのであろう。

20歳そこそこでこれができているなんて、

将来どんな大人になるのであろうか?

きっと、コミ力も自己肯定感ももっともっと上げて、

自己実現していくのであろう。

彼らの将来も、日本の未来も楽しみだ。

 

自身も、気がつくのが彼らより20年遅かったが、自分らしく自分を生きるために、

より自己との対話を増やしていきたい。

自己との対話には自己肯定感が必要で、

結果的にコミ力アップに繋がっていく。

コミ力あると、

人付き合いで疲れないし、

(むしろ楽しいし)

可能性も広がるし、

人生もより楽しくなって行くから✨

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2023年1月3日

 

 

 

【変化を楽しむ】

~本やSNSで得た情報を実践してみる~

現代は、本やSNS・HPなどで、

その道の専門家の知識や

上手くいっている人のやり方など、

有益な情報が容易に得られ、

本当にありがたい時代である。

そんな時代、様々な情報を得る中で、

脳科学、医学、成功論、心理学など

様々な分野で共通して出てくるテーマに

「変化」というキーワードがあるな~

と常々感じている。

共通点を自分のなりに以下の通りにまとめてみた。

人は変化することを嫌う傾向がある。

逆に言うと安定を好む生きものだ。

毎日毎日、同じパターンで生活していると、大きく2つの弊害がある。

1つ目は、気づいたら浦島太郎状態になっていること。

2つ目は、脳が衰えることだ。

 

人は、変化することに不安を感じる生き物らしい。だから、時代や環境の変化に薄々気づいていたとしても、

この安定がこの先もずーっと続くものだと、思い込んで(思い込もうとして)

気がついた時には、

時代の波に取り残されているということが多々あるらしい。

自身の場合、スマートフォンが良い例かもしれない。

使い慣れたスマートフォンを変えるのは不安だし、同じものを使っていた方が楽だからという理由で何年も同じスマフォを使っていると、その間に、新製品のスペックが格段に上がっていて、世の中にある便利な機能が使えないであったり💦

 

脳科学、医学の面でも、

若返りの秘訣は、

日常に変化を入れることが重要と

うたっている文献やSNSが非常に多い。

 

自身は今、東京の息子のアパートに

仮住まいをしているため、

自宅にある文献などを確かめることができないのだが、

自身が記憶しているだけでも、

「変化」の重要性については様々な

人や物語りがうたっている。

脳科学中野信子さん。

医師の和田秀樹さん。

堀江貴文さん。

吉田松陰先生。

メンタリストDaigoさん。

チーズはどこへ消えた

アルケミストなどなど

あげたらキリがないくらいだ。

 

しかしせっかく得た情報を、

知識だけで終わらせていたら意味がない。

行動に起こさないと!

しかし、

変化しなければ!!

と、Must感いっぱいになってしまうと、

それはそれで辛くなる。

時には、安定安心を求めたいときだってある。

そういう自分も認めてあげつつも、

それでも少しでも日常に変化を入れていきたいものだ。

本やSNSで得た情報をいくつかご紹介したいと思う。

・いつもと違う道で通勤通学してみる

・いつもと同じ店に入ったとしても、違うものを注文してみる

・コンビニなどで新商品を見たらとりあえず買ってみる

・あえていつも読まないジャンルの本を読んでみる

 

時間や金銭に余裕があれば、

旅行なんかもいいかもしれない。

 

自身はできるだけこれを実践しているようにはしているが、

正直、これで脳が若返っているか?

自覚がないから分からないが、

継続は力なり。

きっと50年後、

ボケてない若々しい100歳の自分と出会えることを信じ、

変化を意識する生活は続けていきたい。

 

慣れてくると「変化」って

いろんな発見もあったりして楽しいものだ。

今年も変化変容して行くぞ!

 

最後までお読み頂きありがとうございます✨

2023年1月1日

 

 

 

 

【集団の中での生き方】

~現在の職場で学んだこと~

自身は集団で生きることが苦手だった。

思春期のころ、クラスメイト全員の前で、

自身の意見を先生から全否定され、

気を失いそうになるくらい恥ずかしい思いをしたことが、

その大きな原因だったと想うのだが、

(もちろん、そもそもの自分の気質もあったと想うのだが)

自分は人と変わっている、自分の意見は受け入れられない。

と思い込むようになり、

自分の意見に自信が持てず、

自分の本当の気持ちを隠すようになり、

いつしかそれが習慣化され自分の中の当たり前になって行った。

だから、集団の中に居ると、自分の本音は言わず、

周囲に合わせること、協調性を大事にすること、

相手の意見をきくことばかりしていたから、

疲れ方が半端なかったのだ。

「疲れ方が半端なかった」というのは、

当時の自身を振り返ってみて、

今、集団にいることで疲れている感じがしない自分だからわかることで、

当時の自分は、

自身に精神的なストレスが溜まっていること、

疲れの原因がなんであるかということ、

そういうことがわかっていなかった。

単に肉体的な疲れだけだと想っていた。

 

自身は来年の春、8年弱勤めた会社をやめることにし、

その旨も会社に伝えた。

いろいろと考えるところがあっての退職なのだが、

なぜか、自分の中でこの職場を「卒業する」という

言葉がしっくりくる感じがしていた。

その理由がわかる文章と遭遇した。

最近はまっている、

池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰サンクチュアリ出版

に書かれていた文章だ。

「友」の章の№145

「集団の中で生きる」というタイトルで以下のような文章が書かれていた。

清廉。どんな人といても、自分を失わない。

協調。どんな人といても、その人に調子を合わせて楽しめる。

この清廉と協調というのはバランスが難しいものです。

清廉でいようとすれば、世界が広がらないし、

協調ばかりしていると、自分を見失いやすい。

どっちがいいのでしょうか。

正解はありません。

もしなにかを学ぼうとするなら、

清廉でも協調でも、自分の生き方に近い人物や本から

学べばいいと思います。

ただめざしてほしいのは、

他人の考えを尊重し認めながらも、

自分の考えは周囲に流されず、はっきりと述べることができる、

そういう生き方です。

そういう生き方ができれば、

そこが今あなたにとって、居心地の悪い場所だったとしても、

やがて心ある人物を味方につけることができるはずです。

池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰サンクチュアリ出版より

 

自身のそれまでの生き方は、

協調ばかりして、まさに自分を見失っていた生き方だった。

しかし、マイメンターと出会い、コーチングを受けたり、

自分でもコーチングを学び実践する中で、

自己肯定感があがり、

自分の意見を言うことを恥ずかしいと思わなくなり、

他人の考えを尊重し認め合いながらも(他者尊重)、

自分の考えも伝えられるようになった。

そういう生き方ができるようになったから、

当初、自分の意見を言えなくて(言わなくて)

精神的ストレスで居心地の悪さを感じていた自身が、

心ある人物を味方につけることができ、

職場に行くのが楽しい!とまでになったのだ。

同じ職場に行くのにこの差は大きい。

 

自身は、上記の文章を読んで、

集団の中での生き方をこの8年間で学んだんだな~と想った。

それを習得したから、

この職場を「卒業する」タイミングに来たんだな~と感じた。

 

吉田松陰が言う、清廉と協調のバランス。

自身の言葉にすると、

自分らしさと社会性のバランスだと考える。

吉田松陰がおっしゃる通り、そのバランスをとるのは難しい。

しかし、

バランスを取る意識をそもそも持っていないとバランスをとれないし、

そのバランスをとるコツもだいぶ掴めている感じだ。

これは自身にとってかなり大きなスキルであると考える。

バランスを取るための必須アイテムとして、

自己肯定感があることは重要だ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年12月26日

 

【心にどう響くか?】

~感じ方の違い~

同じ意見を聞いて、その人それぞれ捉え方が違うように、

同じ本を読んでもその人によって、感じ方が違うらしい。

自身は、涙腺が弱いので、

自己啓発系の本を読んでも感動して泣く。

さすがにそれは極端だと想うのだが💦

しかし、自身がこれは良書だな~と想う本でも、

ある人は、「おっさんのボヤキ」という捉え方をしていたり、

ある人は、「何故知らない外国人から説教されなければならないのか?」

という感想を持っていたり、

人によって感じ方、捉え方が違うのだな~とつくづく思うのである。

であるから、例えば同じ本を読んで、

どう感じたかをお互いにアウトプットする場があったら、

視野が広がったり、

1冊の本から得られる気付きも多かったりするのかもしれない。

とも想うのである。

 

最近、池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰サンクチュアリ出版

にはまっている。

この本は吉田松陰の176個の思想が、

心・士・志・知・友・死という章に分類され、

紹介されている。

そのほとんどが、心に響く言葉なのであるが、

(たまに、これどういうこと?とおっしゃりたいことの

意図が汲み取れないものもあるのだが💦)

ぐっと心を引き付けられ、気が付くと涙が出ていた文章があった。

 

志の章の№090

「無尽蔵に掘り出せるもの」というタイトルで

書かれていた文章だ。

 

以下に紹介したい

 

中略

 

一方で、自分の内側にあるものは

求めれば、いくらでも得ることができます。

内側にあるもというのは-

人を思いやる気持ち、

損得を考えずに、やるべきだと思うことをやる気持ち。

礼儀を守る気持ち。

知らなかったことを、知ろうとする気持ち。

仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち。

これらの気持ちは、

求めれば誰でも無限に手に入れることができます。

そして求めれば求めるほど、

自分と、自分を取り巻く世界のことが好きになるのです。

いくら費やしても、損はありません。

池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰サンクチュアリ出版より

 

皆さんはどう想われたであろうか?

 

自身は、その通りだな~と想って胸が熱くなった。

マイメンターと出会ってからの8年。

自分がこれ!!と想ったことに、損得を考えずに取り組んだら、

お金には変えられない、

心の充足感、学び、自己成長感、喜びなどを得ることができた。

誠実であることを心掛けていたことで、

その言動をちゃんと観ていてくれている人がいて、

その人との信頼関係が強まったり、

チームで成し遂げる喜びを得られるようになったり。

(誠実で在りたいと思う気持ちだけは、8年前というよりずっと昔から変わらない)

学ぶことをするようになったら、

学ぶことが楽しくて仕方なくなったり。

そうしていくうちに、

自分のことが大嫌いだった自分を徐々に徐々に好きになって、

今では自分のことが大好きと言えるようになった。

嫌いなとこもダメな所もひっくるめて、

今の会社、今の日本など、自分を取り巻く環境を

「それでも好き」と言えるようになった。

いくら費やしても損はない吉田松陰はおっしゃっているので、

自身はこれからも費やそうと想う。

時には、損得を考えたり、

本音を隠してしまったりすることもまだまだあるが、

そういう時は、このページに書かれていることを想い出そうと想う。

日本だけでなく、もっと広い世界のことも

「好き」と言えるようになるために・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年12月23日

【どうしたいかではなく、どう在りたいか?】

~自分への問いかけを変えて観えたこと~

職場に、退職の意向を示した。

次の就職先が決まっているわけでもないし、

何月何日までにどうしてもやめなければならい、

という理由もないので、正直、退職日がいつになってもいい。

自身の希望は、2月20日付けて退職、その日から逆算して、

有休消化させてもらいたいと願い出た。

多少、有休を捨ててもいいとも考えていた。

しかし、会社では、

私の退職に当たっての引継ぎ以外にたまたま諸事情が重なり、

退職日を先にずらしてもらったらありがたい。

と申し出があった。

気持ちは複雑だった。

次の働き先を早く決めたい!!

早く、ジェラートに携わる仕事で働きたい!!

という気持ちと、

「無理強いはできないけど、会社も今大変な状況だ。」ということを、

素直に伝えてくださり、1か月伸ばしてもらえないか?

という、申し出(SOS?)がうれしくもあり、会社のために何とかしたい!!

という気持ち。

 

長い人生でいったら、1か月なんてほんの誤差範囲だから、

深く考えなくてもいいんじゃない?とつぶやいてみても、

でもなんか心がもやもやしている。

そのたった1カ月のことに、決められないで悩んでいる。

 

会社の言いなりになっているのではないか?

こういう時に、NOとはっきり言えない自分はダメなんじゃないか?

ジェラート屋さんで働きたい気持ちを後回しにしてもよいのか?

SOSを出してくれたことをうれしいと想っているのも事実ではないか?

自分のことは後回しにしても、やっぱりSOSには答えたいという気持ちもある。

それは、罪悪感からなのか?本気で助けたいと想っているのかどうか?

 

事情を知っている周囲の人で助言してくれる人もいる。

その人はその人なりの考えで私に言ってくださることはありがたいし、

理解もできるのだが、ますます混乱してくる。

自分はどうしたいの?自分はどうすべきなの?

 

そこで、自分自身への質問でハッとする。

今、どうしたいか?と自問したよな~。と・・・。

こういう時、マイメンターは、どう在りたいか?

という質問をするだろうな~と・・・。

 

どう在りたいか?

私は、悩んでる人、困っている人、の力になれる人で在りたい。

でも、SOSを出してきてくれないと、助けることはできない。

せっかくこうやってSOSを出してきてくれたではないか?!!

その上司は、いつも、ご自分が忙しくても、

時間をつくって相談にのってくれた。

自身のミスに対しても、的確な指示を出してくれた。

その人が、最後の最後に申し出てきてくれたんだから、

本当はできるだけ早く辞めたいという気持ちは正直あるが、

そんな自分の欲求よりも、大切なものがあるだろう!!!

 

答えがはっきりした。

3月20日付けの退職願もつくった。

理由は、今まで感謝の気持ちを、SOSに答えるということで、

少しでも形にするため。

これは、神様が私に与えてくれたチャンスだ。

感謝を形にできるチャンス。

最後まで、しっかり働くぞ!!!!

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

2022年12月22日

 

【職場の基盤づくりとその障害になるもの】

吉田松陰の言葉から得たシンプルな結論~

働きやすい職場で働きたい、

自分がいる職場を働きやすくしたい、

多くの人が考えていること、

又は潜在的に感じていることではないだろうか?

私は、今の職場が好きだ。

正直、改善すべき点、あまり好きでない点もある。

しかし、そういったことも全部ひっくるめて好きなのである。

好きであればあるほど、

こういう所が改善されたらより働きやすい職場になるのにと、

つねづね感じるのである。

 

先日、本屋さんでふと目に留まって購入した本。

池田貴将編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰サンクチュアリ出版

に今、はまっている。

この本は吉田松陰の176個の思想が、

心・士・志・知・友・死という章に分類され、

紹介されている。

 

士の章の№044は

「なにを優先し、なにを後回しにすべきか」というタイトルで

以下のことが書かれていた。

自分たちが描いたゴールに向かって、

仲間たちと気持ちがひとつになる。

その空気ができ上って、はじめて、

自分たちがすでに持っている能力や武器のすべてが、

どれでも貴重なものだということに気付くことができます。

ですから、

仕事をする上で大切なのは、

なによりも人間関係を作ることなんです。

他のことは緩やかでもいいんです。

 

私たちは、例えば、

業績を上げるには?

生産性を上げるには?

職場環境を良くするには?

などを考えるとき、

数字目標を設定したり、設備投資したり、

仕事のやり方を改善したりすることから

取り組むことが多いのではないだろうか?

もちろんそれらも大切だ。

しかし、吉田松陰は優先順位があるとおっしゃっている。

仕事をする上で大切なのは、

なによりも人間関係を作ること

これが本質なのではないかと想うのである。

何故なら、人並み外れてコミュニケーションの低かった自身が、

職場の人とコミュニケーションがとれるようになってから、

自分の強みを活かせる仕事を任されたり、

効率よく仕事が回せるようになったからである。

振り返ると、マイメンターのチーム構築のやり方がいつも人間関係優先というのも、

なによりも人間関係という考え方が自身に自然と身に着いた要因の

一つともなっているかもしれない。

 

コミュニケーション大事だよね!

数値目標や環境など目に観えるところばかり気がとられがちだけど、

まずはコミュニケーションだよね!ということは、

今の会社でもちょいちょい言っては来た。

その考えに、賛同してくれる人も結構いる。

しかし、全員が全員そうとも限らない。

 

以下の文章は、誰かをバッシングするという意味で紹介するわけではない。

自分がもし会社を起こす、又は、部下を持つ立場となっとき、

これがないと、職場の基盤づくりの障害になると考えるのである。

士の章の№064「上が下に接する態度」というタイトルで

書かれていた文章を紹介する。

部下が上司に、言いたいことを言えない。

そうなってしまったら、組織はおしまいだと想います。

もしまわりの人たちが従順すぎると感じたら、

上司は今すぐこう言うべきかもしれません。

「自由に意見を言え。じゃなきゃクビだ」

上司という立場の人は、どんなに忙しいときでも、どんなに疲れている時でも、

どんなに心の余裕がないときでも、

部下の意見には注意深く耳をかたむけなければならないのです。

 

なによりも人間関係。そしてその障害をつくらないように、

部下(後輩)の意見には注意深く耳をかたむける。

これができていれば、大抵の問題は解決できる又は、

解決策が見い出せるのではないだろうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

2022年12月22日