【目的と手段の区別】
~それどういうこと???!!!問いを持つことから出た答え~
ここ数年習、慣化されていること(無意識のうちにやっていること)、
の一つとして、
問いを持つ ➡ 答えを探す ➡ 出た答えをまとめる
ということをやっている。
出た答えに関しては、
その時は、「目からウロコ!自分天才!」と想うくらい、
自信満々なのだが、時を経て振り返ると、
青かったな~と想うこともあるのである。
それも、
自身の成長のためのプロセス、
成長のための経験だから、
そこに良い悪いのジャッジをするのはやめようと想う。
週末は、マイメンターと対話する機会が数回あった。
そこで、マイメンターが私に対して指摘してくださった一言が、
すごく気になった。
言っている言葉の意味は理解できる。
しかし、具体的にどういうことなのか?と考えると、
答えが出てこない。
その言葉というのが、
「ちかりんは(←私のこと)目的と手段を混同しているよね」と・・・。
その指摘を受けるきっかけとなった自身の発言は、
「変化していくことって大事ですもんね」という言葉。
この一文のみであれば、そう間違ったことは言っていないと想う。
しかし、ここで大切なのは、
「変化が大事」ということの意図だ。
マイメンターは会話全体からその意図を観たのであろう。
変化が、「手段」なのか?「目的」なのか?
自身はここを混同していたのである。
「変化」は、自分らしく幸せで豊かに生きるための
手段であるはずなのに、
いつの間にか自身は「変化」すれば、
自分らしく幸せで豊かになれる、
という風に考え方がすり替わっていたのだ。
このことに本当の意味で気付くまでに数日かかった。
「目的と手段の混同。それどういうこと???!!!」
という問いを持ち続けていたため、
YouTubeを観ても、本を読んでも、
頭のどこかでその答えを探していた。
そのようにしているうちに、
だんだんと「目的と手段の混同ってこういうことか~」
というのが観えて来た感じだ。
「変化」が目的となっているのと同様に、
「変化」以外にも本来手段であるはずのものが、
「目的」になっているものが他にもあった。
例えば、お金を稼ぐこと。
自身は、旅行が好きだし、好奇心があるから、
自分がやりたい!!と想ったことは、
極力、自分にやらせてあげたい。
そのためには、生活費以外の余裕のお金も欲しい。
お金があれば、苦手なことはプロに任せるなどして、
時間の余裕もできる。
だから、よりお金を稼ぎたいと想ったのに、
いつしか「お金を稼ぐこと」が目的なり、
お金を得られた先の本来どうしたいか?
ということをあまり意識していなかったように想う。
例えば、仕事の種類もそうだ。
世の中では「自分の好きなことを仕事にして稼ごう!」
みたいな傾向が高まってきているように感じる。
これも、この一文だけを表面的に捉えたら、
自身のように目的と手段の混同になりかねないのではないか?
本来、自分らしく幸せで豊かに生きるために、
自分の好きなことを仕事にするはずだったのに、
自分の好きなことを仕事にしなければ幸せになれない。
そうなってしまったら、
自分の好きなことを仕事にしていないことは、
不幸せということになってしまう。
自分の自由になる時間とお金が欲しくて、
例え好きな仕事でなくても
敢えて短時間で稼げる重労働を選ぶという選択肢だって
あったっていい。
いろいろ書いてしまったが、
要するに何が言いたいか?
自身の目的はシンプルに
「自分らしく幸せで豊かに生きること」
これだけが目的なのである。
変化も、経験も、自己成長も、お金も、仕事も、
そして自己肯定感も、
そのための手段に過ぎないのである。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年10月24日