光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【決めると同時に捨てる】

【決めると同時に捨てる】

 

先日半日休暇をとった。

当初予定に入っていたことが、

無くなったのだが、

半日休暇はそのままにしておいたため、

気の赴くまま時を過ごすこととした。

 

まず真っ先に思いついたのが、

私のソウルフードである

ジェラートを食べに行くこと。

しかし、最初に行こうと想った

ジェラート屋さんは定休日だった。

行先を豆乳ソフトに変更。

絶品豆乳ソフトをいただきひとまず堪能したが、

まだお腹に余裕がある。

やっぱりジェラートも食べたい!!

そう想い、別のジェラート屋さんに行くことにした。

いつも訪れる神社にも行きたかったので、

神社を参拝した後、

神社近くのジェラートも扱っている

コーヒー屋さんに行こうと想っていた。

車をパーキングに止め、

町中を歩き始めた。

ふと、とあるカフェのパフェの看板が気になる。

ジェラート食べたいけど、

パフェも食べたい。

迷いつつも、そのカフェのドアを開いている自分。

 

親切な店員さんの説明で、

自家製アイスが乗ったパフェを注文。

生クリームをこれから作るため、

お時間いただきますとのこと。

バッグにいれていた

「決める技術」柳生雄寛著

を読んで待っていることにした。

 

読み進めているとまさに自分のことだ!!

と想う「決められない人」のことが書いてあった。

かつ、自覚が無かった。

これは決断するとき必要な意識だなーと

想ったので書き留めておきたい。

『決めるとは、何かを捨てる事でもあります。

例えば今日お昼に、大好きなクリームパスタと大好きな激辛カレーのどちらを食べようか迷っているとしましょう。中略

例えばクリームパスタを食べると決めた場合、重要なのは、激辛カレーを食べることを捨てたという意識があるかどうかということです。中略

あなたは、このような状況の時、クリームパスタを食べながら「激辛カレーも食べたかったな~」と想ったことはありませんか?』(「決める技術」柳生雄寛著より)

あります!!おおありです!!

私は心の中で叫んでいた。

選ばなかったものに対して、

やっぱりあちらを選んでおいた方がよかったのかな、

やめたのはもったいなかったかななど、

まさに、著者の言う「捨てたものに思いを残す」

決められない人の典型でした。

 

『クリームパスタを食べると決めたのに、

後から「激辛カレーも食べたかったな~」と思うのは目の前のクリームパスタに失礼ではないでしょうか。』

確かに、その通りである。納得。納得。

『クリームパスタに決めた瞬間に、激辛カレーは頭から一切捨てることです。』

 

この項目を読み終わるころ、

ちょうどパフェが運ばれてきた。

そうだ、パフェを選んだということは、

ジェラートを食べることを捨てたということだ。

潔くジェラートのことは一切諦めねば!!

 

目の前のパフェをおいしくいただくことができました。

こんなにおいしパフェを、

ジェラートのことも気にしながら食べていたら

おいしさが半減するところでした。

 

食べ物に限らず、

選択するということは、

同時に、選ばなかったものを捨てるということで、

捨てたという意識を持つことで、

選んだ方に集中でき、クオリティーや、充実度、満足度、

にも関わってくるんだなという大事なことに

気付くことができた。

 

2021年7月1日