【他者から認められることの効能】
~他者から認められることのパワー半端ない~
あるプロジェクトを進めるにあたり、
そのプロジェクトがなぜ必要なのか?
そのプロジェクトをなぜやりたいのか?
そのプロジェクトが世のため人のためになるとなぜ考えるのか?
そのプロジェクトをやることになぜやりがいを感じるのか?
そのプロジェクトをなぜチームでやりたいのか?
など、など、
ここ1~2週間、何故、何故、何故のオンパレードだった。
サイモンシネック著「WHYから始めよ!」(日本経済新聞出版社)に
『感情をつかさどる大脳辺縁系には言語をつかさどる能力はないから、
例えば「何故、今の伴侶と結婚したのですか?」と尋ねても、
明解な答えは返ってこないだろう。』
とあるように、何故?を言語化することはそう簡単にできることではない。
自分の過去を振り返ったり、
経験から得た、確信、信念、そういったものを、
自分の中から吐き出すだけ吐き出して、
吐き出したものを文章としてまとめていく、
その作業の繰り返しをした1~2週間だった。
というより、まだその最中だ。
その作業を繰り返す中で、
やはり、自己対峙力の重要性を改めて感じるのである。
今回の、自分の中の何故?を追求するやり方は、
チームメンバーとのペアワーク。
今は、ZOOMが当たり前となっているので、
県外に暮らす仲間とも、時間を合わせさえすれば、
容易にミーティングがおこなえるようになったのは大変ありがたい。
毎晩毎晩、お互いに、お互いの、何故?を
追求するための質問と答えを繰り返す中で、
自分の信念、価値観、感情、そういったものが少しづつ少しづつ、
明確化されてきた。
今ようやく、それが形となってきたところだ。
自分が相手の何故?を引き出すために相手に投げかけた質問が、
自分への質問にもなり、
相手が答えたことが、自分の答えのヒントにもなる。
恐らく、相手にもその現象は起きていたのだと想う。
想いが言葉にならないもどかしさという意味での苦しさはあったが、
ここ1~2週間の自己対峙の時間は、幸福感に満ちていた。
何故だろう。
お互いがお互いの価値観を認め合い、同じ方向を向き、
お互いに高めあうこと、それを支援しあうことを、
ごくごく当たり前にできる関係性であるから、
その仲間との共同作業だったからだと確信している。
本当にありがたい存在だ。
そして、信頼する仲間に認められること、
そのパワーは自分で自分を認めることの何倍いや何十倍だということにも、
改めて気付かされる。
自分で自分を承認することも大事だが、
時には、他者からの承認も必要なのだなと感じる。
とは言え、
承認欲求を他人からの承認で埋めようとし過ぎることも、
それはそれで、苦しくなるから、
これもバランスが大事と言えよう。
そんなこんなで、自己認知、自己理解、自己受容、自己信頼、自己尊重
すなわち自己肯定感をぐぐーんと上げる時間となった。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年12月8日