【どう伝えたかより、どう伝わったか。】
~伝え方の観点~
プライベートでも、職場でも、
人と関わり合いながら生きていく中で、
相手に伝えなければならないことって、
多々出てくると想う。
自身が子育て中よくあったのが、
子供に、
「〇〇やっといて」とか
「〇〇やりなさい」とかだけ言って、
同じことを何回言っても出来ない子供に、
最終的には、
「おんなじこと何回も言わせないで!」
と、イライラを爆発させて終わる。
ということが日常茶飯事にあった。
何故、イライラしたか?
自身の考え方が、
同じことを何回言っても、理解できない子供が悪い。
という、他責(アウトサイドイン)の考え方だったからだ。
同じことを何回言っても伝わらない子に、
同じ言葉で伝えいた自分が、滑稽で笑える(^^;)
インサイドアウト(自分の内側が外側に影響を与える)という
学びを深め、それがどういうことがかなり理解できて来た現在、
当時の自身を振り返ると、
自分が、他責(アウトサイドイン)だったことに容易に気が付くし、
もっと早く、この概念を知っていれば、
子育てももうちょっと、楽だった、楽しめた、のではないかと想う。
まあ、それも経験だったんだなと想うのだが💦
同じ伝え方をしても、
Aさんは1度で伝わる、
Bさんは1度で伝わらない。
Bさんにだけに原因があるのか?
答えはNoだ。
確かに、Bさんにも何か原因があるのかもしれない。
例えば、
理解するのに時間がかかるタイプということがあるかもしれないし、
体調が悪いか何かの理由で、注意散漫になっていたかもしれないなど・・・。
そんなBさんに対して、昔の自身であれば、
Aは1度で伝わったんだから、
自分の伝え方に問題はないと短絡的に考えてしまっていたかもしれない。
しかし、
Bさんに何故、伝わらなかったのか?
自分の伝え方に原因は無かったのか?
そんな問いを持っていたならば、2回目の伝え方は変わったのではないか?
注意散漫で聞いてなかったと推測したなら、
「これから大事なこと話すから聞いて」という言葉を加えてみたり、
理解するのに時間がかかるタイプなら、
具体性を持たせた伝え方を意識したり、
(そもそも自身には抽象度が高い表現が多いのを改善しなければならない💦)
聴いてはいるけど、心に響いてない感じだったら、
きちんと、それをやる目的などを伝えてから伝えてみたり、
自分の伝え方にも創意工夫ができたのではないか?
そして最後一番大切なのが、
それが相手にどう伝わったか?だ。
同じ言葉で伝えても人によってその捉え方は様々だ。
自分がそれを伝える意図を汲みとってもらえたか?
言いっぱなしではなくて、それを確認する作業、
それが必要なのだということに、
とある研修に参加させていただいて、気付かされた。
確認する作業は、伝える事柄によっては、
長期に渡りその行動を観る場合もある。
人を育てるということでは、特にそれが多いのかもしれない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年11月23日