【イライラを受け取った時の対処法】
~イライラからの学び~
相手の状況や気持ちに余裕が無いのがわかっていても、
イライラをぶつけられるのは気持ちいいものではない。
しかし、昔の自分であればそのイライラをまともに受け取って、
自分もイライラしたり、
相手をイライラさせてしまった自分を責めたりと、
自分も、ものすごいネガティブな気持ちになりそれを引きずっていた。
そんな自身だったのだが、
イライラをぶつけられても、さほど、
心揺さぶられていないことに気付くできごとがあった。
繊細さん(HSP)である自身は、
人のイライラを感じ取りやすい体質なので、
日頃から些細な、人のイライラを感じ取ってしまう傾向はある。
しかし、今日は、2人から、
誰が観ても相手がイライラしていることがわかる、
顕著なイライラをぶつけられたのだ。
1人は息子。1人は職場の人。
離れたところに暮らす息子とは、時々line電話をするのだが、
どうも、寝起きっぽかったらしい。
でも真昼間だったので、時間帯的に、寝起きとは言えないらしく、
そのまま電話を続けてくれた。
自身の話の中で、本人が不安に想っているところを、
私がついてしまったのであろう、
今その話はできない!といきなり電話を切られてしまった。
温和な息子には珍しい事だった。
しかし、そこに案外冷静な自分がいてびっくりした。
以前の自分だったら、その息子の行為にカチン!!と来て、
こっちもイライラして、電話を切るとは何事だ!!!と
もう一回電話をかけなおすか、lineメッセージで、
怒りをぶつけ返していたであろう。
しかし、まずは、あんな態度はないよね~。
傷つくよね~。と自分をなだめてあげている自分に気付く。
そして、あーやっぱり、寝起きだったんだろうな~。とか、
私が想っていたよりももっと、彼は彼の中で不安を抱えていたから、
痛い所を突かれて怒ったんだろうな~と考え、
電話を切られたままこちらからは何も発信しなかった。
しばらくして、冷静になった彼から、謝罪のlineが届いた。
その数時間後、今度は職場で、職場の人からイライラをぶつけられた。
職場の人の名誉、プライバシーもあるので詳細は書けないが、
イレギュラーなことが重なって、
相手の気持ちと時間に余裕がなさそうだったけど、
頼まなければならない仕事があって、
私は相手に気を使ったつもりで、
少しでも明るい雰囲気で仕事をお願いしようとした
その私の行為が癇に障ったらしかったのだ。
以前の私であれば、相手をイライラさせてしまった~と
自分を責め、凹むのだが、今回も案外、冷静な自分がいた。
まずは、相手を怒らせてしまって凹むよね~。自己嫌悪になるよね~。
そうはいってもあんな態度とられると傷つくよね~と
ここでも自分をなだめてあげている自分に気付く。
そして、
自分の仕事の持って行き方はやっぱり失敗だったかもしれない。
次回からは気を付けよう。
でも、同じような状況で、同じような仕事の持って行き方をしても、
スマートに仕事を受け取ってくれる人もいる。
だから、自分だけに原因があると考えるのはやめよう。
イライラするのは、相手にも責任がある。
と考えられたのだ。
このように冷静になれたのは学びと実践だ。
自己受容➡客観視➡感情の選択。
この地道なトレーニングが功を奏していると考える。
まずは、自分の負の感情を認めて受け入れてあげる。
そして、相手や自分の状況を理解するように努める。
そのうえで、
相手に(相手がだめなら物などに)怒りをぶつけるか?
ネガティブをもうちょっと味わっていたいか?
気分を切り替えて別なことを楽しむか?
など、感情を選ぶ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年11月11日