【負の感情と向き合う】
~職場でやっていること~
皆さんは、職場でネガティブな気持ちになることはないだろうか?
そもそもネガティブな気持ちを捉えているだろうか?
自身はある。
そして、全てとはいかないが捉えるようにはしている。
何故、ネガティブな気持ちを捉えるように意識しているのか?
その理由は、
ネガティブな気持ちを受容する目的があるからだ。
何故、ネガティブな気持ちを受容するのか?
ネガティブな感情を受容しないと、それは蓄積され、
蓄積され過ぎると心身に悪影響を与えたり、
何かのはずみでその感情があふれ出して、
身近な人、感情をぶつけやすい人にぶつけてしまい、(自身の場合家族が多い)
相手に嫌な思いをさせたり、傷つけてしまうことがあるからだ。
だから、貯めすぎないように、こまめに「感情の受容」を
心掛けているのだ。
人の悩みの大部分は人間関係だと言われるくらい、
人間関係で悩む人は多いとのことだ。
特に、職場での人間関係に悩む人は多いとも言われている。
自身も例外ではない。
自己否定の塊で、
コミュニケーション能力が人並み外れて低かった頃に比べたら、
人間関係でのストレスは激減した実感はあるが、
そんな自身であっても、現状、
感情を大きく揺さぶられることはある。
特に人間関係で・・・。
例えば、職場でAさんから嫌なことをされ、
憤りを感じたとしよう。
昔の自身であれば、
まず、憤りを感じている自分を否定していた。
大人げない。
相手を悪く思うなんていけない。
と・・・。
だから、
嫌なことをされているという事実を、
自分の都合のいいように解釈していた。
Aさんは私のためを想って言ってくれている。
職場全体の業務のためを想って言っているだけだ。
と・・・。
そのようにして、「憤り」の原因は何なのか?
など向き合わないで、嫌なことをされたまま、
その感情も受容しないままスルーしていた。
そして、その嫌な出来事は、嫌な出来事のままただ過ぎてしまっていた。
次に似たようなことが起きても、スルー。
いつしか、それが当たり前のようになっていく・・・。
しかし、現在の自身は、
「憤り」という自分の感情をまずは大事にする。
「そりゃ、嫌だよね。怒れるよね。」とセルフトークで自分をなだめる。
「憤り」がおさまってきたところで、
何故、憤りを感じるのか?という質問を自分にする。
そうすると、憤りの奥にある感情
(例えば、屈辱感、劣等感、羞恥心、寂しさ、疎外感など)
が観えてくる。
そして、出来事を客観的にも観えるようになってくる。
確かにAさんは、私や職場のためを想って言ってくれているという
側面もあるかもしれない。
しかし、だったら、
言いっぱなしではなくてその後のフォローが無いのは何故なんだろう?
公開処刑的に、皆のいる前で指摘する必要性が何故あるんだろう?
など、違和感や矛盾点があることも観えてくる。
自分でその疑問の答えが出せないのであれば、
第三者的意見を聴くということもできる。
(実際に第三者の意見を聴いたら、それは理不尽な行為だから、
きちんと伝えたほうが良いよというアドバイスをもらって、
悩みの原因を解決できたこともある。)
負の感情と向き合わなければただその出来事は過ぎていくだけ。
改善や変化の可能性は極めて少ない。
負の感情と向き合うことで、問題の本質が観えてくる。
観えることでその対応も可能となる。
どちらの選択が幸せか?
自身は後者である。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年11月2日