【高揚感に気付く】
~日常の中でのささやかな成長~
感情的になると、
自分も周りも観えなくなる。
物事を客観視できなくなる。
人は誰もが、多かれ少なかれ経験することではないだろうか?
自身は、これまでの人生の大半を、
自分の感情に飲み込まれたり、流されたりしながら、
生きてきた。
しかし、40代前半で(現在は50歳)マイメンターと出会い、
知識として感情は選べるということを教えていただき、
感情のマネジメントの仕方を教えていただいた。
まずは、感情は選べるんだ!ということそのものが目からウロコだったし、
この起伏の激しい性格をマネジメントできるということを知れただけでも、
希望の光が差した気分になった。
何故、希望の光が差した気分になったのか?
それまでの自身は、感情的になりやすい性格は、
遺伝のせい、育ってきた環境のせいだから仕方がない。と想っていたし、
感情を表に出さないように、我慢したり抑圧したりしてみても、
結局どこかでその抑圧が大爆発してしまい(だいたいが身内)、
感情がおさまって、我に返った時、
酷い自己嫌悪に陥るということが辛くて仕方なかったからだ。
しかし、ただ知識を得ただけでは、変わることはできない。
学んだことを実践して、本当に、徐々に徐々にだが、
感情のマネジメントができるようになってきた。
自身が一番、マネジメントしたかったのは、
「怒り」の感情だった。
下記のプロセスを心の中で言うことが、
習慣化できるようになってきたことにより、
昔よりだいぶ「怒り」の感情との付き合い方が上手くなったように想う。
怒りが湧く
↓
今自分、怒ってんな~。
↓
感情は湧き上がってくるものだから仕方がないよね。
↓
そりゃ、怒れるよね~。
気が済むまで怒りなさーい。
(職場の時などはトイレに行って人に見られないように怒る)
↓
落ち着いてきた?
怒りの、大元の理由は何だろうね~。
↓
出た答えによって、
改善の行動をとる。
こんな感じだ。
しかし、自身はまだまだマネジメントが苦手だなと感じる感情がある。
それが「高揚感」だ。
自身は自分がわくわくするものに出会うと、
どんどんどん気分が高揚し、ハイテンションになり、
周りが観えなくなる。
それにより、例えば、
怒涛のようにしゃべり続けたり、
声が大きくなってしまったり、
はしゃいでしまったり。
それだけで済めばまだ良いのだが、
そうなることによって、色々な弊害やミスを起こしてしまうのだ。
まずは最初のステップ「高揚感に気付く」こと。
これを今日一日の目標にしていた。
何故なら今日は、大好きなジェラートを学ぶため、
ビギナーズ講習会を受講する日だったからである。
講習会は、本当に興味深い内容ばかりでわっくわく。
アッとゆう間の3.5時間だったが、
自分が高揚していることには気付いていた。
しかしできごとはその後だった。
講習会を企画してくださった会社の方と、
最後個人的にちょっとだけお話をさせていただいた。
その会話の中で、美味しいジェラート屋さんを教えていただき、
会場から4駅ぐらいで行かれるという情報を得た。
またいつ、この地を訪れることができるかわからないし、
なにより、そのジェラート屋さんのオーナーの話を伺ったら、
このジェラート屋さんは間違いない!!という確信が持て、
高揚感が高まった。
そして、すぐにそのジェラート屋さんへ行こうとした。
変える方向とは別の電車に乗ろうとしたその時、
ふと、我に返る。私また突っ走ってる!!
そして一呼吸置いた時、
そもそもお店やってる?
という質問が心の中に浮かんだ。
そしてすぐに検索。
何と定休日だったのだ。
電車に乗る寸前だった。
セーフ。
今朝、「高揚感に気付く」を目標に挙げていたことが
功を奏した。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年10月18日