【経験は財産】
~これまでの人生で得た気付き~
百聞は一見にしかず
可愛い子には旅をさせよ
経験に勝るものはない
机上の空論
など、経験て大事だよね!という言葉は、
少なからず耳にする言葉ではなかろうか?
アインシュタインの名言に
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。
というものがあるらしいが、
経験することの目的とメリットがシンプルに表現され、
かつ、説得力のある言葉であると想うのである。
自身はこういった類の言葉は、
もちろん学校でも教わったし、
トーク番組などで著名人が話されているのを聴いたり、
それこそ経験豊富な人生の先輩、上司など身近な人が言っていたり、
案外沢山触れていた言葉ではあった。
しかし、身に染みてそうだな~と想うようになったのは、
ここ数年のことである。
その要因は大きく3つだ。
1つ目は、
負の出来事を経験として受容できるようになったこと。
2つ目は、
自ら、主体的、能動的に、経験するようになったこと。
3つ目は、
経験すればするほど、知識や情報が自分事として、
腑に落とせることに気が付いたこと。
1つ目の要因を生み出すきっかけとなったのは、
マイメンターの言葉だ。
自分にとって都合の良い事、悪い事。どちらにしても、
「起こるべくして起こっている」
「必要だから起こっている」
この捉え方を教えて頂いてから、
これを信じる信じないは別として、
少なくともこの捉え方を採用すると、
気持ちが楽になることに気が付いた。
何故楽になるのか?
出来事を経験として受容できることが増えたからだ。
例えば、予期せぬ出来事が起きて思い通りにことが運ばなかったとしよう。
それまでの自身だったら、
「何でこのタイミングでこんなことが起きるの!!
ほんとについてない!!」とイライラして終了。
だから、そこから得る学びや気付きも無いか、
あったとしてもかなり少なかった。
しかし、今は、「必要だから起こっている。これも経験だな。
だとすると、この経験は、今後何かの役に立つに違いない。
今答えが出なかったとしても、きっとこの経験には意味がある。」
そう考えられるようになったことで、
ことが上手く運ばないイライラがかなり軽減したこと。
イライラが全くないというわけではないが、
イライラしても、学びのチャンス!!
という気持ちに切り替わるタイミングが格段に速くなった。
2つ目の要因を生み出すきっかけとなったのは、
経験が楽しいと想えるようになったこと。
挑戦したり、経験を増やそうとすると、
「失敗」というリスクもついてくる。
だから、挑戦したり、行動範囲を広げたりして、
経験を増やそうとすることに以前の自身は消極的だった。
しかし、負の出来事や失敗に良い悪いはない、これも経験だ。
という捉え方が定着してきたことで、
失敗に対する恐れが軽減され、
興味が湧いたもの、わくわくしたものは
何はともあれやってみるというスタンスに変わって行ったのだ。
3つ目の要因を生み出したのは、
受動的な経験、能動的な経験、
どちらもきちんと経験として認識できるようになり、
それまでの自身とは比べ物にならないくらい、経験値が増えたこと。
それにより、「物事を理解するには何よりも経験が勝る」ということを、
まさに経験を沢山積むことにより実感したのである。
マイメンターに出会うまでの自身を振り返ってみると、
負の出来事を経験として受容するという意識が無かったため、
経験に変えず、ただただ、出来事を流してしまっていたな~もったいなかったな~
と想うのである。
そして、若さというエネルギーを使って、
もっといろいろなことを主体的、能動的に経験しておけばよかったな~とも
想うのである。
しかし、若いころ経験することを意識してこなかったこと、
これもまた経験で、この経験をどうこれからの自身や、
世の中のために活用していくか?
これを考え実行していくことも、喜びのひとつなのである。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年10月9日