光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【鉛のような体の重さは何だったのか?】

自己肯定感を高めるメリット№4 ~心身に余裕が出る①~

自身は30代半ば~40代前半まで、

精神科に通院していた。

うつ状態の再発だった。

20代の頃1度うつになった時は、

働けなくなるまで我慢してしまい、

診断書を貰って1か月会社を病欠した。

その苦い経験から、2回目のうつの時は、

それより少し前の段階で精神科の門をたたいたが、

逆流性食道炎も併発するなど、

それでもかなり心身ともにへとへとの所まで来ていた。

従って、その時勤めていたパートをやめ、

ちょっとだけ休養期間を挟み、すぐに新しいパートに行き出した。

20代の時に味わったうつの時よりは症状が軽かったため、

月に1度の通院でよかったし、

(調子が悪い時は間に診察を入れてもらうこともあったが・・・)

かろうじて、働くことも出来ていた。

しかし、「心身ともに健全だ。」と想えるまでに回復した、

今の自身の健康状態を基準として、当時の自身を振り返ると、

「症状が軽かった」と想っていたのは、

かなりの誤差があったんだと想うのである。

 

確かに、うつが酷い時に起こりやすい、

過呼吸」や「不安で不安でいてもたってもいられなくなる」

というような症状自体は1度目のうつの時より少なかった気がする。

だから、薬も少なかったし、病院を訪れる頻度も少なくて良かったのだろう。

しかし、「健全」という言葉からは、かなりかけ離れた体調の悪さだったんだと、

「健全」を取り戻した今だからこそわかる。

 

とにかく、精神科に通院していた30代半ば~40代前半までは、

体が重くて重くて辛かった。

ここでは、体重の重さを言っているわけではない。(当時の体重は40キロ前後)

とにかく、朝起きた時点で、重力に逆らえないような、

自分の体が鉛のような何とも表現しがたい重さがあるのだ。

それが毎日だったから、それが当たり前のようにもなっていたし、

「きっと年齢のせい」だとか、

「きっと私だけじゃない。年を取れば誰だって多かれ少なかれ感じているはず。

表に出さずに頑張っているんだ。」

とか思っていた。

しかしその考えは間違っていた。

50歳を迎えた今の方が、

はるかにはるかに体が軽いし、(当時より体重は増えたが(笑))

実際フットワークも軽い。

 

何故だろう?

心の重さが、体の重さに比例していたのだ。

 

病は気から

とか

心と体は繋がっている

とか

昔から言われているし、

万国共通で言われていることでもあるが、

これが、原理原則なんだなということを、

身を持って証明した気がする。

 

ここまで苦しい思いをしなきゃわからない自分が、

ストイックすぎて「あほやん」とちょっと滑稽に想えてくる。(笑)

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年9月11日