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【手放しが必要な負の感情】

【手放しが必要な負の感情】

スピリチュアル系、自己啓発系の本や動画を見ていると、

恐れと不安に関する、手放し、捉え方、付き合い方、対応の仕方など

掲載されていることが多い。

多かれ少なかれ、誰もが抱く負の感情であるからなのかもしれない。

 

自身が、今日取り上げたいのは「劣等感」だ。

劣等感は、恐れや不安のように、

誰もが必ずしも抱く感情ではないのかもしれない。

でも、優劣主義が強い社会、環境下にあれば、

多かれ少なかれ出てくる感情ではないだろうか?

 

自身が初めて、劣等感を抱いたのはいつ頃だろう?

記憶をさかのぼると、小学校5~6年生ぐらいからのように想う。

強烈に覚えているのは、絵が下手なことに劣等感を持っていたことだ。

だから、図画工作の時間で絵を書いて、

クラス皆の絵が教室に張り出されるというあれが、

本当に苦痛だったのを覚えている。

思春期の頃は、自分の見た目や、

体の成長が遅いことに劣等感を持っていた。

そう考えると、劣等感とは、かれこれ

約40年という長い付き合いがあるということに気が付く。

 

40歳前半からマインドについて学び始め、

自分の感情を認知するということに意識を向けるようになった自身であるが、

それにより気付いたことがある。

自分が抱く優越感に対してめちゃくちゃ嫌悪感を感じているということだ。

優越感を抱く自分が本当に嫌いで嫌いで受け入れられないということだ。

自己受容をモットーとする自身であっても、

優越感を抱いている自分を見て見ない振り(存在否定)

したいくらいだった。

多分今も、強い優越感を抱く自分が出て来たならば、

そんな自分は受け入れられないと想う。

 

がしかし、そんな自身に一筋の希望が現れた。

優越感を減らす方法を、ある方の動画をヒントに見い出したからだ。

確かこのブログにも書いたと思うのだが、

優越感は劣等感の裏返しだから、

優越感を持ちたくないのならば、

劣等感を持たないようにすればいい。

というものだ。

 

そこからは実践だ。

自己否定の塊だった頃の自身に比べれば、

劣等感はかなり減っていた。

でも、意識して減らそう!!としていたわけではないので、

意識してみると、

「いまのこのモヤっとした感情、劣等感だよね!」

ということが案外あった。

劣等感を抱くことは、何故かそこまで苦痛ではないのだが、

優越感を抱いた時の嫌悪感が自身にとって本当に苦痛なので、

その嫌悪感を抱かないためだったら努力は惜しみません!!

という気持ちで、劣等感を意識し気付いたら手放す

を繰り返していた。

 

確かに劣等感を減らすと、

優越感を抱くことも減っていくんだな~ということが実感できる。

そこでわかったのが、劣等感を抱くと抱いた分だけ、

優越感でバランスを取ろうとする作用が働いていたんだなということ。

だから劣等感を減らすと、優越感も減っていくのだというのが、

理屈だけではなく、実体験として理解が深まった感覚だ。

 

これを腑に落とせると、

他人の劣等感と優越感についても俯瞰できて面白い。

「劣等感と優越感の関係」や「劣等感が及ぼす悪影響」について、

見事に表現しているのが、パクソジュンさん主演のドラマ、

「梨泰院(イテウォン)クラス」であると自身は捉えている。

ご興味のある方は是非ご覧になって欲しい。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年8月29日