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【自己肯定感バイアス】

【自己肯定感バイアス】

自己肯定感バイアスとは自身が勝手に名付けた言葉である。

先日、ある人の言動を勝手に分析して、

今まで、「この人自己肯定感高いと想っていたけど、

案外そうとも言いきれないかもしれない。」

と想うことがあった。

その人のことを仮にHとしよう。

Hは、頭も良いし、温和で人づきあいも上手いし、

(人づきあいがうまいというのは、誰にでも良い顔をするといういわゆる八方美人ではなく、ノーならノーとはっきり自分の意見を言える関係性を作るのが上手いという意味。)

スピーディーで適格な判断力を持っている。

集中する時、しない時の、オンオフの切り替えも上手く、

物事に対するバランス感覚を上手く取る人、

なんでもそつなくこなす人という印象を自身はずっと抱いてきた。

言い方を変えると、要領の良い人、世渡り上手な人というイメージもある。

今も自身が抱くそのイメージは変わらないのだが、

今まで、Hのそつなくこなすところばかりを見て、

勝手に自己肯定感高い人だな~と想っていたが、

Hの自分の弱みやミス、

自分の考えを正当化できなさそうなとき(不利になった時)の対応の仕方に

着目した時、必ずしも自己肯定感が高いとは言えないなーと想った。

恐らくH本人も自分のその、

何でもそつなくこなせる才能に気付いているのであろう。

だからだと思うが、Hの言動には、余裕と自信に満ちたところがあり、

実際に周囲に与える影響力も強い。

しかし、Hも人間だ。弱みもあるしミスもする。

自分の考えが必ずしも万民に受け入れらるというわけではない。

しかし、それもHの要領がいいところから来ることだと思うのだが、

それらの弱みやミスが着目されないように、目立たなくするように、

周囲が別のところに意識を向くように持っていったり、

不利な状況を回避するために、

上手ーい具合に、自分が有利になるような、理屈や情報を固めたりしているのだ。

それは別に悪いことではないと想うのだが、

自己肯定感が高いか?というと必ずしもそうではないと自身は想った。

弱みやミス、不利な状況を目立たなくしたり、回避するのも手ではあるが、

認めて受け入れたならば、

そんなことをする必要性が無いようにも思うからだ。

自身は、今までHの行動にそこまで気を留めていなかったのだが、

あることがきっかけで、Hの今までの言動を振り返ってHという人のことを

知りたくなった。

自身の癖で、その人のいい所、かっこいいところばかりを見てしまうのだが、

Hのあまり自分としては認めたくない一面を恐る恐るだが見て見たくなったのかもしれない。

認めたくない一面を見たからといって、

Hのことを嫌いになるわけでもなくほっとした。

 

認めたくない一面も自身の主観といえば主観なのだが・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年8月25日