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うつからのキセキ☆

【運命の再会】

【運命の再会】

皆さんは、何故かこの人とはご縁がある、

特別ご縁が強いと感じる人はいないでしょうか?

世界には80億人の人が生きていると推定されている。

従って、一生の間で、

道ですれ違うことすらない人の方が圧倒的に多いであろう。

だから、

通りすがりに道を尋ねられる、

写真を撮ってと言われる、

たまたま入ったコンビニの店員さんとの一瞬のやりとりなども、

ご縁と言えばご縁なのかもしれない。

であるから、家族というのはそれだけで運命的な出会いを感じるし、

友達、同僚、親戚なども、ご縁が強い方なのであろうと感じる。

 

私には家族、いやそれ以上に繋がりを感じるKという人がいる。

Kは女性なのだが、この人が男性だったら、この人と結婚したかった。

と想えるくらい、本音で話もできるし、尊敬もしている人だ。

Kとは、事情があって、少しだけ距離を置いていた。

決していがみ合って別れたというわけではなく、

ただ、お互いの気持ちを整理するという意味で距離をとったのだ。

しかし、そろそろ、また連絡を取り合ってもいいんだろうな~

というタイミングが、お互いが意思疎通をとっていないからわからない。

だから、ときどき、kのことを想い出しても、

どうしてるかな~、会いたいな~と想うだけで、

行動には移していなかった。

それは、どうやらお互いにそうだったらしい。

なぜ、それがわかったのか?

それは、もう本当に、宇宙?神様?の導きとしか思えない出来事により、

再会を果たしたからである。

 

私は週末はいつも、実家に行っている。

実家に行った後はだいたい直行で家に帰ることが多いのだが、

この日はたまたま、

とくに決まった買い物があるわけでもないのに、

A市にある小さなショッピングモールにふと寄りたくなった。

15分程度ふらふらし、バーゲンの服などを観たが、

気に入ったものもなかったので何も買わずにその店を後にした。

この15分が無ければ会えなかったのだ。

 

Kは息子さんの運転で、親戚に会うためにA市を訪れていたそうだ。

帰りに、A市を訪れる時はよくいくというお蕎麦屋さんに寄ったそうだ。

しかし、お蕎麦屋さんはたまたまやっておらず、

仕方がなく、別なお店に行こうとしていたらしい。

 

そしてお互いA市からの帰路が同じ方向になったことが運命だった。

私はKの息子さんが運転する車の後ろをずっと走っていたらしい。

途中T字路にぶち当たるのだが、そこでお互いの車が左右に並んだ。

私の車はライトに特徴のある車なので、

たまたま後ろを走っている車が、私が乗っている車種と同じだな~とは

想ってはいたそうだ。

だが夜だったので、私の顔や、ナンバーまでしっかり観えなかったし、

同じ車は世の中にいっぱいある。

まさか私の車だとは思っていなかったらしい。

でも、もしかして?という気持ちもあったから、

T字路で横に並んだ時に運転手である私の顔をしっかり見たのだそうだ。

そしたら、私が運転していものだから、思わず窓を開けて声をかけ、

思いっきり手を振ってくれたのだそうだ。

さすがの私も、

隣の人がめっちゃ手を振って何かしゃべっているのに気が付いて、

見て見ると、

なんとKが助手席に乗っているではないか!!

 

1分でも私がお店を出る時間が違っていたら、

蕎麦屋さんがやっていたら、

そもそも同じ日にA市を訪れていなかったら、

会うこともない。

 

駐車スペースに車を止め、しばらく話をし、

ファミレスに場所をうつすことになった。

そして積もる話を沢山した。

 

運命の人とは、つながりが強い人とは、

こうやって繋がっていられるのか!!!

今観ている、ドラマのようなできごとであった。

 

今日の出会いが、いったいどんな意味をもたらすのか?

今後の展開も楽しみである。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年8月7日