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【やり方を変える勇気】

【やり方を変える勇気】

5月29日(日)は、

一般社団法人MindLaboがお届けする

風の時代に必要なマインドセット講座2.0

第2回目が開講される。

いよいよ、私の担当が近づいてきた。

 

今回の私のスキルアップテーマは、

スクリプトを手放すこと。

 

2018年に一般社団法人MindLabo

(旧一般社団法人日本セルフマネジメント開発協会)

の公認インストラクターになってから、

ずーっと変わらないやり方で登壇してきた。

それは、講座のスクリプトを、

綿密なまでに創り上げてから、

ファシリテートの練習をするというやり方。

スクリプトを作成する最大のメリットは安心感。

登壇当日、緊張のあまり頭が真っ白になってしまったとしても、

スクリプトがあれば、再スタートしやすい。

 

しかし、デメリットもある。

スクリプトに頼りすぎてしまうと、

読んでる感が満載になり、

自分の言葉で書いた文章であるにもかかわらず、

相手に伝わりづらいということだ。

 

それは、今年も定期的に行われている、

MindLaboの勉強会で幾度も指摘されていた。

今年に入って最初の勉強会は、

インプットとアウトプットを目的とし、

自分が読んだ本の内容を、

他メンバーに情報提供するというやり方だった。

それを3カ月間のうちに5回行った。

本を読み、スライドを作り、スクリプトを作り、

の工程に非常に時間がかかってしまい、正直、

スクリプトを読み込んでファシリテートの練習をする時間が、

かなり不十分のまま勉強会に参加していた。

だから、勉強会当日は、ほぼスクリプトを読んでいた。

その時に、スクリプトを読んでる感が多くて、

言葉がBGMのように聞こえるであるとか、

気持ちが乗ってない感じがする、

なんか伝わってこない、

などのフィードバックを、

マイメンターや仲間のインストラクターから頂いていた。

自分では気付けないことなので、

こういうフィードバックをしていただける、

環境、マイメンター、メンバーには本当に感謝である。

 

そんなフィードバックを頂いてはいたのだが、

まだまだ、読んでる感が伝わってしまっていた。

先週の勉強会でデモ講座をおこなった時も、

メンバーから似たようなフィードバックをいただいたのである。

そして、ありがたいことに、仲間のインストラクターが、

「ちかりん(←私のこと。)最初の所だけでも、

スクリプトを一切見ないで、やってみたら」と・・・。

そして、その場で練習させてくれた。

正直自分的には全然上手く話せなかったが、

聞いていた仲間の反応は意外だった。

「さっきのより全然よかった。気持ちが伝わってきた。

余計な事話して無いから、シンプルだったと。」

 

確かに、スクリプトに書いてあることを全部は伝えられなかった。

1から10まで暗記していたわけではないので、

自分が主に伝えたいと想っていたことしか、

頭に思い浮かばず、頭に思い浮かんだこと以外は、

口にできなかったからシンプルに聞こえたのかもしれない。

というか、それがシンプルと言うことなのか!!

 

すごい気付きをいただいた。

やってみないとわからないことである。

 

あれから講座の練習の仕方を一変させた。

スクリプトを読み込む」を辞め、

「口にした言葉をスクリプトに起こす」というやり方だ。

スライドを観ながら、自由にファシリテートしてみて、

それを録音しておいて、

その言葉を基にスクリプトを起こしたり、

修正したり、というやり方だ。

うまく言葉が口に出てこなくて、

「う~ん」となることもあるが、

ときどき、ひらめいたように言葉が出てくることがある。

それを、録音したりしておくと、

だんだんだんだん、自分の言いたいことがまとまってきて、

少しづつだが、何も見なくても、上手く話せるようになってきた。

 

このやりかた、意外に楽しい。

長年続けていたやり方を手放すというは正直勇気がいるが、

やってみると案外楽しかったりする。

週末まで、この楽しい状態をキープしたい。

いや、より楽しみたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年5月24日