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【心の状態を知る方法】

【心の状態を知る方法】

自身が務める会社には、

社員育成委員会があり、

メンター制度や、社内教育制度などを

運営、促進している。

 

新卒社員や、若い中途入社社員には、

メンターが就くのだが、

定期的に、メンターメンティー面談をしてもらう。

先日、その時に使用する、

メンタリングシート(面談用の記入用紙)に改善を入れた。

理由は、記入しやすくするため。

メンタリングシートの記入は主にメンターがするのだが、

メンティーの気持ちを聴き取って文章に表現するのは、

案外難しく、高度。

メンターも社員。プロではない。

だから、メンターにとって記入が負担にならないように、

委員会で、改善策を考えたのだ。

その結果採用されたのが、

「心の状態をお天気で表現すること」

晴れ、晴れ&曇り、曇り、雨の

4つのマークを記載し、

ここ数日の心の状態がどれに当たるか選択してもらう。

そして、晴れの状態でいられるには、どうしたら良いか?

を考えて記入してもらうという、欄を設けた。

 

これが、非常に良いと私は観ている。

先ず、自分の心の状態って案外自覚していない。

だから、「心の状態」を考えるきっかけになるということ自体が、

良いことだと思っている。

でも、「心の状態は?」と突然聞かれてたとしても、

言葉に詰まってしまうと想う。

しかし、「心の状態を天気で表すとしたら?」という問いであれば、

子供でも答えられるのではないだろうか?

(実際、小学校で取り入れられている手法でもあるらしい。)

答えてみたことで、自分の心の状態を改めて自覚する。

自覚することで、「何故、晴れやかだったのかな?」

「何故、曇っていたんだろう?」ということが考えられる。

原因がわかったところで、

「じゃあ、晴れやかに過ごすためにどうしたらいいか?」と

言うことを考えると、

ここの所、心が晴れていたのなら、その要因を持続したり、

より上手くいくような方法が思い浮かびやすいだろうし、

ここの所、心が曇っていたのなら、その原因を取り除いたり、

楽しめることを意識的に増やすという方法などが思い浮かびやすだろう。

 

ふと、自身の毎日の日課に取り入れてみようと考えた。

4択なら時間もかからないし、続けられそう。

「心の状態を自覚する」ただそれだけでも、

自分自身への対応の仕方にプラスの作用を与えるきっかけにもなる。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年5月11日