【ありのままの自分から何故ズレたか?】
【ありのままの自分から何故ズレたか?】
7~8年前、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」の挿入歌
レット・イット・ゴー ~ありのままで~ が流行した。
今、改めてその歌詞を拝見すると、
その通りだな~、本当にいい歌だな~と想う。
何故この歌が流行るのかがよくわからず、
時代に取り残された気分でいた。
そもそも「ありのままって何?」と、
「ありのままの自分」という意味がまったく理解できなかったのだ。
何故、「ありのままの自分」とう意味がわからなかったのか?
「ありのままの自分」から離れすぎていて、
ありのままの自分の姿を想像できなかったのかもしれない。
当時の私は、何故「ありのままの自分」からズレたのだろう?
要因の大きな一つに上がってくるのは、やはり、自己肯定感の低さ。
当時の自分は、無条件で自分を肯定することができなかった。
例えば、仕事ができる自分は肯定できるが、できない自分は肯定できない。
だから、仕事ができない自分を無意識に隠そうとしたり、
仕事ができるふうを装ったりしていた。
隠したり、装ったりすること自体、自分から離れていくし、
自分のキャパシティーを超えた努力をしたり、無理をすることで、
疲労が蓄積し、自分から離れていくということもあったと想う。
例えば、優しい自分は肯定できるが、意地悪な自分は肯定できない。
だから、自分は常に親切で、優しくなければならないという意識があり、
私の中には、他人に対して、意地悪だったり、嫉妬したり、批判したくなったり
する自分だって存在するのに、そういう自分の存在はいっさい見ようとせず、
優しい人、物分かりが良い人を演じていた。
演じているということは、本来の自分ではないということだ。
例えば、家事も育児もパート勤めも全て手を抜かずにこなせる自分は肯定できるが、
そうでない自分は肯定できない。
だから、時には、だらだらしたいな~。手を抜きたいな~。
と想っている自分もいるのに、そういう自分を無視して、
ちゃんとできる人を演じるから、自分と離れていく。
挙げればきりがないくらい、
隠したり、装ったり、演じたりしていた当時の自分。
当時の自分を振り返り、客観視すると、
そりゃ「本来の自分、ありのままの自分て何???」ってなるよね~。
と想う。
本当の自分からの離れ具合は、半端なかったとも想う。
しかし、当時の自分にはその自覚がなかった。
本来の自分からあまりに離れすぎると、
健康を害すどころか、
命の危険すらあるという重要なことにも気が付いていなかった。
幸い私は、精神科の先生に恵まれ、
薬は必要最小限に抑えてもらい、
カウンセリング治療に重点を置いてもらえたことも、
なんとか、本来の自分を繋ぎとめて置ける要因の一つではあったと想う。
しかし、現在の自分まで、
本来の自分を取り戻すことができた大きな要因は、
「学びの実践」が一番大きいと、実感している。
メンターをつけたり、メンターが開催する講座に参加したりして、
定期的に自分を振り返り、より幸せで豊かに生きるための、
物事の捉え方、考え方を学んだ。
そこから得た、
気付き、学び、アドバイス、フィードバックを
実践してきた。
その成果は大きい。
もし、「学び」にご興味があれば、HPご覧ください。
一緒に学ぶ人を募集しているので、よろしければ。
講座案内|一般社団法人 Mind Labo | 名古屋市 (self-management.or.jp)
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年5月3日