【自分の中の多様性】
【自分の中の多様性】
多様性に価値が置かれるようになった昨今。
「多様性大事だよね」と頭では解っていても、
実際、多様性を認められているか?
と言う所に意識を向けてみると、
断定的であったり、
閉鎖的であったり、
する考え方をしてしまっていることがある。
「ふつうそうでしょ。」
「みんなそうでしょ。」
などというフレーズを口走っている時は、
要注意だ。
なぜこれに気が付いたか?
マイメンターとのセッションの中の何気ない会話で、
「みんなそうだと思うんですけどね。」と
私が無意識に発した言葉をキャッチしての、
マイメンターからのフィードバックだった。
きっと若い世代の方は内心、
別にふつうじゃないし!
みんなそうだと思ってなし!
自分はそうは思わないし!
と想っているはずだということに気付くことができた。
「自分はそうは思わない」と
言えるような間柄だったらいいが、
若い人が親子ほど年が離れた40代50代の人に、
その言葉が言えるか?といったら、
よほど勇気を振り絞るか、
その人との信頼関係が築けていないと言えないと想う。
「ふつうそうでしょ。」
「みんなそうでしょ。」
この言葉を今までは無意識で発していたと想うので、
きっと、この人頭固いな~と若い人から想われている場面も
多々あったと想う。
「今、なんか引かれたな~」と感じる瞬間が何度があったのを覚えているが、
その理由の1つが、これだったのではないかとも思う。
これからの多様性の時代に自分を上手く乗せてあげるには
どのようにしていくがいいだろうか?
3つ考えてみた。
1つ目。
まずは、「ふつうそうでしょ。」「みんなそうでしょ。」
という言葉をどれだけ使っているかに注意を払うこと。
そして、その考え方を頭からデリートすること。
2つ目。
自分の中の多様性を受容すること。
自分の中に存在する、ありとあらゆる自分を受け入れること。
ありとあらゆる自分の中には、
ダメな自分、みっともない自分、見て見ぬふりをしたくなる自分も含まれる。
3つ目。
自分の中の多様性により気付くこと。
そのために、できるだけ色々な人の想い
(考え方・感情・イメージ)に触れる事。
色々というのは、できれば本当に色々なひと。
国籍、年齢、性別、地域、職業、幅広い分野の中で、
自分が普段、交流もつことがないであろう人だ。
色々な意見、考え方に触れることで、
あー自分にもそういうところあるわーと新たな気付きになったり、
自分の中に無いものを人って随分持っているんだな~と感じることで、
自分の中にあるものがより明確になったり、際立ったりする。
そういうことを今までも感じている。
ただ、その機会を敢えて自分で作って行かないと、
ついつい、自分と似たカテゴリーの人との付き合いが多くなってしまう。
それを想うと、
私が一般社団法人MindLaboのオンライン講座に、
受講者としてもインストラクターとしても参加できることは、
多様性を広げるいい機会になっているんだな。
と改めて感じるのであった。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年4月20日