【自分に意識を向けることの重要性】
【自分に意識を向けることの重要性】
叔父が脳梗塞で入院した。
と父母から聞かされた。
「えーーー!!」と驚く私とは裏腹に、
妙に落ち着き払っている2人。
その様子に、症状は軽いのかも。と想った。
その通りだった。
私は、脳梗塞 = 重病 という
イメージが強かったため、
脳梗塞というワードを聴いただけで、
ICUで治療を受けている光景を想像してしまったが、
幸い叔父は、命に別状はなく、
麻痺などの症状もほとんどなく、
数日の入院で済みそうだとのことだった。
それを聴いて、
「良かったねー。それって早期発見だったてこと?
また検査でわかったの?」と両親に聞いてみた。
何故この質問が自分の中から出たか?というと、
叔父は6~7年前、生存率20%と言われる重病を患い、
奇跡の生還を果たした。
その重病こそ早期発見で、
たまたま別の病気のために受けた検査で見つかったとのことだった。
その印象が強かったのと、
定期的に今も病院に通っているようだったので、
「また検査で分かったの?」という質問になったのである。
しかし、答えはノーだった。
早期発見という所はあっていたが、
検査ではなく、自分で気が付いたということだったのだ。
叔父は言葉が出づらい、手が何となくしびれる感じがする、
なんかいつもと違う。という違和感を逃さなかった。
そして、直ぐに叔母の運転する車で病院へ行ったのだそうだ。
それが、早期発見、早期回復へと繋がった。
私が同じ立場だったらどうであろうか?
もしかしたら、「気のせい」で片づけていたかもしれない。
私は、MindLaboには興味があり、
自分の心の状態に意識を向けることはよくしている。
しかし、体のこととなるとついつい
無頓着になってしまうことがある。
なんか疲れている気がする。➡ でも動けてるからまーいいか。
お腹の調子が悪い。➡ いつものこと。
こんなセルフトークをここ最近繰り広げていたことに気付く。
身体をいたわることも自己尊重の大切な要素の1つ。
役割や仕事ももちろん大事だが、
心の声だけではなく、体の声にも耳を傾けてあげよう!!
わかっているとできているは違う。
世間でよく言われる言葉だが、本当にその通りだと、
自分の現状を重ね合わせ実感する。
今回の出来事で、
自分を省みるいいきっかけになった。
きっと叔父は、大病を患ったこともあって、
自分の体を大事に扱ってきたんだね。
自分の体に注意を払ってきたんだね。
だから体の声に気付いてあげられたんだね。
大切な気付きをありがとう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年4月19日