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うつからのキセキ☆

【口で言うのとは裏腹に】

【口で言うのとは裏腹に】

週末恒例となっている、実家に顔を出すこと。

いつもは、日曜の夜に行くことが多いのだが、

今回は、気の赴くまま行動をとり、

日曜日の昼食時間帯に行くこととなった。

 

余談だが、お昼まで何をしていたかと言うと、

ネット検索していたら、

偶然、ジェラート(←私のソウルフード)が食べられるカフェを発見。

自宅からも実家からもまあまあ近い所にあり、

しかも日曜日は朝8時から営業しているとのことで行ってみた。

そこでまったりしていたのである。

 

実家に行くと、予想通り食事中だった。

しかし、母はパジャマ姿だ。

年金生活とはいえ、規則正しい生活を送っている父母。

昼までパジャマ姿なんてことは普段無い。

「お母さん。具合悪いの?」

「昨日の夜お腹痛くて眠れなくて、さっきまで寝ていたんだよ~」

「お父さんのお昼ごはんと想って起きてきた」と・・・。

母は昔からそういう人だ。

自分が具合が悪くても、

必ず家族のために食事の準備だけはやりに起きてくる。

父は、ほとんど台所には立たないし、

母が具合が悪いなら、

買い置きのインスタントのものや、

パンでいいか~くらいに考える人で、

自分で準備をしようというする気はない。

 

そんな父に母は不満があり、

まともなものを食べさせたい!と想って起きてくるのだ。

そして、体調が悪くて不機嫌ということもあり、

食事に無頓着な父に愚痴を言う。

今まで溜まっていたであろう不満もプラスしてだ。

最初は穏やかに聴いている父も、

だんだんそんな母に反論する。

そのやりとりを、その脇で聞いている私。

以前の私だったら、また始まった~とイライラしていたのだが、

今回は、午前中のまったりタイムで自身の状態が良かったこともあったし、

何より、前回の一般社団法人MindLaboの勉強会で、

マイメンターから教えていただいたセルフトークが役に立った。

「どうして、母に不満があるのだろう?」

この質問の答えはすぐに出た。

「愛」だ。

お互いがお互いのことを想っているからこそ、

不満が出てたり、思いやりに応えてるつもりでも、

それが伝わっていない苛立ちが、

怒りとなって表出している、そんな感じだった。

いつもだったら、その苛立ちの渦の中に自分も入って行ってしまい、

自分も一緒になってイライラしてしまっていたのだが、

今回は、一歩引いたところから、自分の意見を言うことができた。

私にとっては、どっちも大切な人だし、

どっちの気持ちも、言い分もわかるから、

どっちの肩も両方同じくらい持つのは大変だった💦

 

言っている言葉にとらわれすぎず、

相手の言動の理由を考える。

そのための質問を1つ自分に投げかけるだけで、

冷静でいられる。

その人の内面にある愛に触れることができ、

あったかい気持ちにすらなる。

日常にある、些細なできごとからの、

貴重な体験だった。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

2022年4月10日