【セルフイメージの高さがペルソナをつくる】
【セルフイメージの高さがペルソナをつくる】
19歳の次男は、多感な時期と言うこともあり、
心の中に葛藤を抱えているようだ。
ちょっとした出来事があり、
その心葛藤を垣間見るきっかけとなった。
まず、次男が自分と向き合っていること自体を
承認するという行為はした。
自分の負の部分を見るのは、
嫌だし、できたら避けたいことだが、
そこを敢えて見に行っていることは、よしとしよう。
しかし、何故か私の心の中で、
腑に落ちないというか、違和感というか・・・。
モヤモヤした感情が残る。
私お得意の、紙に殴り書き作戦で、
自由に想いつくままに、息子への気持ちを書いてみた。
すると、次第に息子へ怒りの感情が湧き上がってくる自分に気が付く。
過去に、さんざん、マイメンターや、数々の本の中から、
「イラッっとしたときが自分を知るチャンス。
何故なら、相手に自分を投影しているから。」
と言うことを学んできているので、
わー、この息子への怒り。
自分自身に対してにも感じているってことだよな~。
と想った。
早速、息子のどんなところにイラっとしているのか書いてみる。
恐らく息子は、「19歳の自分はこうあるべき!」
みたいな在りたい姿、セルフイメージがあって、
そのギャップとの差に苦しんでいるように見える。
親の私から見れば、
「君は正直そんなにしっかりしてないよー。
そんなに急に大人になれるもんじゃないよ~。」と
いう感じで観ている。
しかし本人は、そんな「しっかりしていない自分」を受け入れるのではなく、
克服することに意識が行っている。
つまり、自分のダメなところを覆い隠して、
真面目になろうとしているのだ。
私の怒りポイントはそこだ!
と言うことに気付く。
「君はもともとそんなにしっかりしてないんだから、
まずはそこ認めようよ!
認めてから次の行動考えようよ!!
セルフイメージ高すぎない?!
そこ認めないで、真面目になろうとしても、
ただ単に仮面(ペルソナ)をかぶるだけだよ。
自分が苦しむだけだよ!!!」
文字にして客観的に観ると、
自分に対しても当てはまることだよな~。
と言うことを改めて感じる。
私は「完璧な自分」をセルフイメージとして持っている。
それを、ずーっと手放せないでいる。
そこをマイメンターから指摘され、
今年1年かけて手放すことを決めた。
そんな自分への言葉だったのではないかと悟る。
最後に息子にも自分にもこう伝えたい。
人間はそもそも不完全。
あなたは完璧ではない。
完璧でなくてもいい。
不完全だから、
成長のためにこの世に生まれてきているんだよ。
と・・・。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年2月25日