【6か月後の約束】
【6か月後の約束】
今年の三が日は、両親と過ごす時間が多く、
普段、話ができないことも色々と話した。
祖父母のこと。
最近亡くなった叔父叔母のこと。
父、母、の幼少期のこと。
私が子供の頃、両親にしてもらってうれしかったこと。
将来のこと。
などなど、
普段、日々の生活に追われ、
じっくり時間をとらないと話せないことも色々話した。
父、母は両方とも、農家の出。
自分たちが食べる野菜はできるだけ自分で作る!!を
モットーとしているらしく、
家の前の小さな家庭菜園と、
知り合いから借りた畑とで、
自家用の野菜をずっと作り続けていた。
しかし、今年は、借りていた畑を返し、
家の前の小さな家庭菜園のみにするということだ。
理由は、体力の衰え。
だんだん、農作業が大変になってきたらしい。
80歳になる父。82歳になる母。
父は心臓と腎臓に持病があり、
母も足が痛いと言いながらも、
よくここまで頑張って野菜を作ってくれてた。
そして、採れたての野菜を惜しみなく分けてくれた。
本当に感謝である。
ふと、私の中に不安がよぎる。
父が一気に老けこんでしまうのではないかと・・・。
大工の父は、オファーがあった時だけ、
仕事に行っていたのだが、それも昨年、辞めている。
母は、家事に追われ、いそいそと、
1日中、なんだかんだ動いているが、
父は、病院に行く以外は、仕事も畑もしなくなり、
テレビを見ていることが多いらしい。
そこで、なにか父に体を動かすきっかけがないかなと考える。
ひらめいた!
たわいもない会話で自らが発した言葉がヒントとなった。
私:私が小学生の時、わらび取りにつれていってくれたよね。
面白いように採れて、本当に楽しかったんだよね。
また、連れて行ってくれない?
山村の自然豊かなところで育った父。
山や川で思いっきり遊びながら育った父。
二つ返事でいいよー。と・・・。
わらびが出るのは約6カ月先。
こういう約束で、ありがちなのが、
なんとなーく、流れてしまうこと!!
カレンダーを持ってきて、
6月9日のスペースに”わらび採りに行く!!”
と太字のマジックで書いておいた。
私:お父さん、山歩けるの?
父:じいちゃんは大丈夫さ!!
と自信満々。
私:私の方が運動不足でやばいかも。
半年間、何すればいい?
父:自転車通勤頑張れ!
OH。そうだ。
体調不良がきっかけで、
ぱったりやめてしまった自転車通勤。
体調がよくなっても、再開していなかった。
暖かくなったら再開しよう!!
それまでは、ウオーキングや、
家でできる運動を取り入れるよう、
生活を工夫してみよう。
6カ月後の約束にわくわくだ(^^♪
いつも読んで頂いてありがとうございます。
2022年1月3日