【過去を受け入れる】

【過去を受け入れる】

昨日の投稿の最後に

「過去を受け入れ未来をしっかりと見つめ

今を真剣に生きるんだよ」

（本田健　原作　今谷鉄柱　作画　

 ユダヤ人大富豪の教え（スイス篇）コミック版より）

という言葉をご紹介した。

この言葉の意味が、

すごく理解できるなー、腑に落ちるなーと、

胸に滲みる想いがした。

今を真剣に生きることが、未来の自分に繋がる。

今を真剣に生きるには、未来をしっかり見つめる(イメージする)必要がある。

未来をしっかり見つめるためには、過去を受け入れなければならない。

過去というのは、

1秒前、数分前も過去だし、

昨日も、数カ月前も過去だし、

1年前も、何年前も、何十年前も過去だ。

例えば昨日の投稿のように、

欲求のままに、ドラマや映画を見続けてしまって、

悔やんでいる過去の自分に気付いたとする。

気付いた時点で、

その過去から目を背けるのではなく、

過去の事実、その時の感情、行動などを受け入れる。

欲求のまま毎日を過ごしたらどうなるかを想像する。

昨日の自分を受け入れなければ、想像することができない。

想像することで、どうしたら、未来を変えられるか？

と今この瞬間から変容への意識に向かう。

簡単にはなかなか全てを受け入れらない過去もある。

自分を大事にする！！と決めてからの約6年。

6年かけても、まだ2割くらい、

受け入れられてないなーと自覚している過去。

それは、子供との大切な時間の多くを、

イライラしたり、くらーい気持ちで費やしてしまったことだ。

しかし、感覚的に8割くらいは受け入れられていると感じる。

子育てを楽しめなかったんだ。

悔やんでいることがあるんだ。

ということを、身近な人➡友人➡職場の人と言うように

話せるようになり、こうして、

ブログにも書くことができるようになったからだ。

でも、時々、

職場の人が「子供とはめちゃくちゃ仲良くてね～」なんて話を聴いたり、

めちゃくちゃ笑い合って、ショッピングを楽しんでいる家族を観ていると、

心が痛くなることもある。

受け入れられていない2割はその辺りだと想う。

では、なぜ8割受け入れられたのだろう。

気付きと学びだ。

主にマイメンターから、

セッションや講座や勉強会で得たことが主なのだが、

例えば、

「べき思考」について学んだとする。

そこで、過去の自分は「べき思考」が強かったから、

自分も周囲の人も苦しめていたんだなと気付く。

痛いな～と想うその過去を受け入れ、

じゃあ未来を変えるにはどうするか？

と言うことをその瞬間から意識し始める。

何か、気付きや学びを得るタイミングで、

ネイティブにそれを繰り返していた。

これが積もり積もって、

8割の受容に繋がったと分析する。

本当にちょっとづつの小さな意識改革でも、

それを繰り返すことによって、

確実な成果は得られていく。

私は現在49歳。

気が付くのが遅すぎた！！と

悔やむ日々を送ったこともある。

しかし、嘆いても過去は変えられない。

過去は変えられないが、

過去の捉え方は変えられるし、

過去の経験の活かし方は変えられる。

少しでも、だれかの励みになりますように・・・。

2021年12月18日