【へたり気味の自分に活力をくれたもの】
【へたり気味の自分に活力をくれたもの】
月~金勤めの会社員である私。
自分を大事にすると決め、
自己肯定感の土台である、
自己受容を地道に繰り返してきた結果、
ここ数年は、
会社に行くのが楽しいと想えるようになった。
変にカッコつけず、
ありのままの自分をさらけ出していられる割合が
職場で非常に増えたからだ。
そして、
毎日、会社で起きたことや、
コミュニケーションで感じたことなどを振り返り、
なるべく、
その日のモヤっはその日に解消するようにはしているので、
以前に比べたら、
金曜日の仕事終わりの解放感、やったー!!
ストレス解消になんかしよう!!
みたいな気持ちが薄らいでいる。
日曜日のサザエさんが始まる時間帯の憂鬱もない。
しかし、体調のせいなのか、
仕事がやや順調で無かったせいか、
特定できる理由はないのだが、
もう、なんにも考えずに、なんかしたい!!
みたいな欲求にかられる自分がいた。
自分で選択して何か行動しているというよりは、
欲求がコントロールできないという感覚だった。
そして、やるべきことを後回しにし、
映画、ドラマ、YouTubeをただただ観まくる。
その後の気分が良ければいいのだが、
逆に、焦燥感、後悔の念など、
ネガティブな感情が湧き上がってきて、
投げやりな気持ちになる。
うわー。頭の中で叫んでいる自分。
寝室に行き、このまま眠ってしまおうか。
葛藤が起きる。
ふと、読みかけの本が目に入る。
(私は気が向いた時に色々な本を手に取って読む癖があるので、
いろんなところに本がある。寝室、デスク、バッグの中、会社・・・。
マインメンター曰く複読)
本田健原作 今谷鉄柱作画
ユダヤ人大富豪の教え(スイス篇)コミック版だ。
もう、細かい字の本も読みたくない気分だったので、
コミック版のこの本が目に留まった。
読み始めると、数分で本に引き込まれ、
読みかけていたところから、一気に最後まで読んでしまった。
この本は、お金を通して、人生観、在り方、生き方などを
教えてくれる本。
その中に、まさに今の自分に必要な答えが書かれていた。
ネガティブになっている主人公の青年に対し、
お金の師匠が言っている言葉である。
「まず自分の状態が悪いと判断して嫌わないことだね
だらしなくたっていいじゃないか・・・」
そうだ受容、先ずは自己受容だなと納得。
そして、青年が、自分を変えたいと思った時の
テクニックを質問した時の師匠の答え。
「自分がこのままいけばどうなるかをありありとイメージすることだ。
人はいつでもなんとかなると想っている。
それでぬるま湯から出ずチャンスをのがしたゆでガエルのようになってしまう。
成功していく人は、セルフフィードバックシステムを持っている。
このままいけばどうなるか正確にイメージできるのだ。
自分の10年後、20年後をしかっりイメージできるかどうかだ。
多くの人はできるだけ現実を見ないようにしている。」
おー。今まさに現実から逃げ
ふて寝しようと想っていた自分ではないか!!
このままふて寝の毎日を続けていたらどうなるか?
ひえー。満たされない、耐えがたい人生が待っている!!
そんな自分をイメージした時、
モチベ復活!!
完璧でなくていいでないか!
リラックスして、できることをやろう。
ふて寝よりは全然ましだ。
1ミリでも昨日より成長していればそれでいいではないか。
そんな想いになれた。
主人公の青年との別れ際の師匠の言葉が心に響く。
「過去を受け入れ未来をしっかりと見つめ
今を真剣に生きるんだよ」
2021年12月17日