【内側に起こった変化③】
【内側に起こった変化③】
3か月間、6回に渡って開催した、
自身が公認インストラクターとして所属する、
一般社団法人MindLabo主催
『風の時代に必要なマインドセット秋講座』
が先日フィナーレを迎えた。
そこで、
受講者の方々の内側に起こった変化、
自身が受講者として内側に起こった変化を
2回に渡って投稿してきたが、
今回は、自身がインストラクターとして
内側に起こった変化をまとめておきたい。
私は、2018年に公認インストラクターに合格し、
2019年から一般社団法人MindLabo
(旧:一般社団法人日本セルフマネジメント開発協会)
が主催する講座に登壇させてもらっている。
講座の目的は
自分らしく幸せで豊かに生きるために何らかの
気付きや変容をお持ち帰りいただくこと。
この目的のために、いくつかのステップを踏んできた。
駆け出しのころは、講座の内容を伝えることに精一杯。
新人だからと言ってクオリティーを落としてはいけない、
伝えるべきことはきちんと伝えなければいけない。
まずは、伝えることに重きを置いていたように想う。
というか、余裕がなかった(^^;)
それはそれで、段階だし、今となっては懐かしい。
登壇回数を重ねるにつれ、
受講者の方々に、
できるだけ多くの気付き・学びを持ち帰ってもらいたい、
とだんだん受講者側のことも考えられる余裕が出てきた。
そのために、
伝え方のクオリティーを高めるのと、
対話力のアップに力を注いできた。
これもこれで、必要なことだ。
しかし、今回の講座で大きな気付きがあった。
主語が自分にあったということだ。
私は、
私の伝え方のクオリティーを上げれば、
私の対話力のクオリティーを上げれば、
受講者の方々により多くの気付き・学びを持ち帰っていただける。
そう想っていた。確かにそれはある。
伝え方、対話力のスキルテクニックも必要だし、大事。
だが、それだけではない。と言うことに気が付いたのだ。
それは相手がというスタンスだ。
講座前の一週間、
受講者さんとの対話の場面を想像して、
この受講者さんにはこういう質問を投げかけたら、
未来を具体的に想像してもらえるかな?
この受講者さんにはこういう質問を投げかけたら、
視点が増えるかな?
など一生懸命考えた。
実際に、当日は、用意した質問のほんの一部しか使えなかったし、
自分のファシリテートが上手かったか?といったらそうではない。
しかし、自分の伝え方が上手かったか、
自分の対話力が上手く発揮できたかは一旦横に置いておいて、
とにかく相手に一生懸命になれたこと。
そこから得られるものの方が大きい。
そこに気が付くことができたのだ。
スキルテクニックも大事。
しかし、スタンス(在り方)に重きを置くことの方がより重要。
自身が原理原則として、さんざん皆さんにお伝えしてきたこと。
今まさに、自身が体感、実感している。
2021年12月7日