【他者の課題は自分の課題】
【他者の課題は自分の課題】
先週末はグループコーチングに、
受講者として参加した。
マイメンターでもある一般社団法人MindLabo代表が
ファシリテーターを務めた、
「風の時代に必要なマインドセット秋講座」
第4回目だ。
講座のサブテーマである
「セルフトーク」
「主体性の発揮」
「自己肯定感」
におけるあなたの課題は何ですか?
この質問に、先ずは2~3人のグループに分かれ
(ZOOM機能のブレイクアウトルームに分かれ)
お互いにアウトプットしあう。
そこで出された課題を、メインルームに戻り、全体共有。
参加者全員が観ているところで、
マイメンターと発表者の対話が行われる。
それが、グループコーチングのやり方だ。
ある受講者さんがお話しされた課題の中で、
マイメンターが
「○○さんの仕事の役割は何ですか?」
「何を恐れていますか?」
この質問を持ち帰ってみてください。
と提案した。
その時点では、
自身には直接関係ない話の内容だなと想ったのだが、
その質問をすかさずメモしている自分がいた。
何故なら、
他者の課題が自分の課題と繋がっているという経験を、
今まで参加したグループコーチングや社団勉強会で、
何度も何度も経験しているからだ。
だから、この質問も、
「今の自分に役に立つに違いない」
そう直観したからだ。
私はさっそくこの質問を、
厚紙に太字の油性ペンを使って書き、
見えやすい所に貼っておいた。
すぐにこの質問が役に立った。
職場で、ある人の仕事のやり方に
内心で腹を立てている自分がいた。
家に帰ってからの振り返りの時間で、
何故あの時あんなに腹を立てたのだろうと
内省してみた。
何故、何故、何故を繰り返し、
自分の内側に意識を向けてみた。
最終的に行きついた結論が、
自身の仕事ができないことに対する劣等感から
来ていることに気が付いた。
自身は、仕事を覚えるのが遅く要領も悪い。
明らかに、他の人とはできる仕事の幅も狭いし時間もかかる。
一時は、そんな自分を打破しようと、
時間外に会社の製品のことを勉強したりしていたこともあったが、
心身ともにしんどくなっていった。
丁度そのころ、そんな私を観てか、職場が移動になり、
書類を期日までに正しく揃えて提出する。とか、
淡々と、データを打ち込むという仕事に変わった。
私向きの仕事だ。
私は、その仕事に劣等感をもっていた。
営業さんや営業補佐さんに比べ、知識がさほど必要のない、
根気と正確ささえあれば誰でもできる仕事だからだ。
私が、同僚の仕事のやり方に腹を立てていたのは、
私の仕事の範囲外のことであった。
私の仕事の役割は何ですか?
この質問を投げかけたことによって気が付いた。
何を恐れていますか?
私は、自分の評価が下がること、
収入が下がることに恐れを感じているといことにも気が付いた。
まずは自分の役割を全うする。
他のことに時間をとられ、
残業となり、
残業ばかりしていても評価は下がる。
それよりも、定時で上れるよう努力し、
会社に無駄な経費をかけない。
そして、自分も早く帰って、
自分の成長のための時間として有効に使った方が、
健全だ。
2021年11月8日