光り輝き続けるために✨

うつからのキセキ☆

【何故、うつ病が再発したのか?】

【何故、うつ病が再発したのか?】

私は、20代前半の2年程と

30代中旬から40代前半までの7~8年、

2回のうつ病を経験した。

 

うつ病は非常に辛い。

今の心身ともに健全な自分を基準として、

当時の自分を振り返ると、

あれでよく生きてたなーと、

死ななくて良かったなーと、

よく耐えてくれたなーと想う。

今、生きていることが本当にありがたく想う。

 

私が、2回目のうつ病を発症した時、

育児、家事、パート、PTA、

地区の役員と色々重なっていた。

それは、他のお母さんも似たようなものだ。

そういう環境に適応できないのは、

自分の心が弱いから、

神経質な性格だからと想っていた。

だから、忙しい環境の中、

心が耐えられなくなって、再発したんだと想っていた。

確かに、それも原因の一つかもしれないが、

誰しも、弱い自分は自分の中に存在するし、

神経質な人が全てうつ病になっていたら、

世の中うつ病の人だらけになってしまう。

これが根本原因ではないというのは、

今、冷静に考えるとわかる。

 

じゃあ、私がうつ病になった根本原因とは何か?

自己否定だ。

そして、うつ病を再発した原因は何か?

1回目のうつ病になった時、又は回復した時、

うつ病という苦い経験を、

学びに変えるということができなかったからだ。

自分の内側にある自己否定という

根本原因に気付けなかったことだ。

 

1回目のうつ病は、仕事が辛いのに、

辛いということを発信せず、

ストレスを抱えたまま頑張りすぎてしまったから、

プラス、上記に書いた通り、

自分の性格的要素が加わって

うつ病になったと想っていた。

 

1回目のうつ病が治ったのは、

まずは休養。1カ月会社を病欠させてもらった。

そして、職場復帰後は、職種を変えてもらった。

仕事のストレスが軽減されたため、

「結婚」という明るい未来の方に、

気持ちが向き、回復していった。

 

今振り返ると、休養、通院、職場環境の改善は

全て対処療法である。

もちろん、病を発症してしまった以上、

上記のことは必要だ。優先的に行う必要がある。

しかし、それはあくまでも対処療法であって、

根本原因を改善しない限り、

また、なにか環境が変化したり、

大変なことが起きたりすると、

再発してしまう可能性は極めて高くなる。

 

私が、再発した理由はそこだ。

 

全てのうつ病が、自己否定が原因だとは言わない。

しかし、「原因の一つに自己否定は無いかな?」

という問いを自分自身に投げかけてみてほしい。

 

2021年10月2日