【人から頼られた時の感情】
【人から頼られた時の感情】
私は、40代前半まで、
人から頼られたり、物事を頼まれたとき、
それに応えることによって感じる、
嬉しさ、喜び、自己有用感、貢献感、
といった感情をあまり感じる機会がなかったように想う。
それは、先日の投稿にも書いたが、
人に頼るこということを極力しなかったから、
人に頼られることも少なかったのだと想う。
人から頼られたり、
物事を頼まれることもあったのだろうが、
自分がそれを喜びに変える余裕がなかった。
力がなかった。
うつ病の時は特にそれが酷くて、
頼られたり、物事を頼まれるのが負担で、
めんどくさくて、いらいらして、
特に息子(小学生くらいの頃)に対しては、
「そんなことくらい自分でやりなさい!!」と言ったりして、
めんどくさい!!という態度をあからさまに示していた。
だから、うちの子は、ママには物事を頼まない子供になっていた。
子供たちに対する良心の呵責に耐えられない事柄の1つでもある。
(現在は、私が心身ともに健康になったこともあり、
ここぞという時は頼ってきてくれるようになっている。
ありがたい。そんな息子たちに感謝だ。)
そんなわたしだったのだが、
マイメンターと出会い、
私には人に物事を頼むことが必要だ!
と指摘され、人に物事を頼むミッションを
与えられたことがきっかけとなり、
徐々にだが人に物事を頼めるようになっていった。
人に物事を頼めるようになると、
逆に人も頼ってきてくれるようになった。
それに真摯に答えて、相手の役に立てると、
ものすごくうれしくて、
どんどん頼られたくなって・・・。
今振り返ると、子育て中は、
頼られるチャンスがいっぱいあった。
特に、私が一番うつが酷かった、
子供たちが小学生だった頃だ。
本当にそんな貴重な時期をうつで過ごしてしまって、
もったいないことをした。
悔やんでも悔やみきれない。
そして、子供たちに対しても申し訳ないことをした。
(幸い、子供たちは「おばあちゃん」という
心強い頼り手がいたので救われていたようである。
義母にも非常に感謝である。)
過去は変えられない。
この経験をどう社会に活かすか?
当時の私は、どうするが良かったのだろう?
今の自分が当時の自分にアドバイスするとしたら?
これを考えることでもしかしたら、
誰かの役に立てるかもしれない。
2021年9月14日