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うつからのキセキ☆

【人から頼られた時の感情】

【人から頼られた時の感情】

 

私は、40代前半まで、

人から頼られたり、物事を頼まれたとき、

それに応えることによって感じる、

嬉しさ、喜び、自己有用感、貢献感、

といった感情をあまり感じる機会がなかったように想う。

 

それは、先日の投稿にも書いたが、

人に頼るこということを極力しなかったから、

人に頼られることも少なかったのだと想う。

 

人から頼られたり、

物事を頼まれることもあったのだろうが、

自分がそれを喜びに変える余裕がなかった。

力がなかった。

 

うつ病の時は特にそれが酷くて、

頼られたり、物事を頼まれるのが負担で、

めんどくさくて、いらいらして、

特に息子(小学生くらいの頃)に対しては、

「そんなことくらい自分でやりなさい!!」と言ったりして、

めんどくさい!!という態度をあからさまに示していた。

だから、うちの子は、ママには物事を頼まない子供になっていた。

子供たちに対する良心の呵責に耐えられない事柄の1つでもある。

(現在は、私が心身ともに健康になったこともあり、

ここぞという時は頼ってきてくれるようになっている。

ありがたい。そんな息子たちに感謝だ。)

 

そんなわたしだったのだが、

マイメンターと出会い、

私には人に物事を頼むことが必要だ!

と指摘され、人に物事を頼むミッションを

与えられたことがきっかけとなり、

徐々にだが人に物事を頼めるようになっていった。

人に物事を頼めるようになると、

逆に人も頼ってきてくれるようになった。

 

それに真摯に答えて、相手の役に立てると、

ものすごくうれしくて、

どんどん頼られたくなって・・・。

 

今振り返ると、子育て中は、

頼られるチャンスがいっぱいあった。

特に、私が一番うつが酷かった、

子供たちが小学生だった頃だ。

本当にそんな貴重な時期をうつで過ごしてしまって、

もったいないことをした。

悔やんでも悔やみきれない。

そして、子供たちに対しても申し訳ないことをした。

(幸い、子供たちは「おばあちゃん」という

心強い頼り手がいたので救われていたようである。

義母にも非常に感謝である。)

 

過去は変えられない。

この経験をどう社会に活かすか?

 

当時の私は、どうするが良かったのだろう?

今の自分が当時の自分にアドバイスするとしたら?

 

これを考えることでもしかしたら、

誰かの役に立てるかもしれない。

 

2021年9月14日