【この一年でできるようになったこと】
先日行われた
一般社団法人MindLaboの夏合宿。
マイメンターでもある、社団代表が企画し、
この春オンライン講座に登壇した
3人の公認インストラクターが参加。
この夏合宿の目的の一つである、春講座の振り返り。
社団が開催する講座をリアルから
オンラインへシフトする方向になったのがおよそ1年前。
オンライン春講座に登壇する!と決めた当時の自分から観て、
どんなことができるようになったのか?振り返ってみる
という時間が設けられた。
静かで落ち着いたコテージのリビングで
穏やかに3人それぞれ振り返る。
この一年でできるようになったことは以下の通りだ
①オンライン講座1時間登壇できるようになった
②研修フローをゼロから創り上げることができた
(代表の支援は多大にあったが)
③ZOOMの機能で扱えることが多くなった
④運営事務局ができるようになった
⑤後輩の支援(セッション担当)ができるようになった
⑥パワーポイントを使えるようになった
⑦30点の自分を許すことができた
この中で、特に挙げるとしたら何ですか?
代表の質問に即答したのが、
30点の自分を許すことができたこと
フローをゼロから創り上げることができたこと
であった。
リアル講座を担当していたころは、
代表が開発したコンテンツ、研修フローに従って、
自身でスクリプトを作成し登壇していた。
今回は、各々自分が伝えたいテーマを決め、
研修フローを自ら考えるというやり方だった。
何度も何度も創っては改善を入れてもらい、
創っては改善を入れてもらい、の繰り返し。
受講者の方々に、できるだけお持ち帰り感を
抱いていただくにはどうするが良いか?
試行錯誤を繰り返した。120%頑張った。
正直、何もない所から1つの物を創り上げるのは、
非常にエネルギーがいる。
自分のできなさ加減に嫌気がさしたことが何度もあった。
これを成し遂げられたこと、
できるようになったことは、
自身にとって何よりも価値ある経験であったし、
自己信頼へもつながった。
ここまで頑張って作成したフローを基に
実際に登壇してみると、
全然上手くできない自分を目の当たりにして、
非常にショックだった。
5月の登壇の時は、
ファシリテートが上手くできない自分を
受け入れることができなかった。
7月の登壇の時も、
フロー作成から登壇練習まで120%頑張った。
最後の最後まで、受講者の方々に
より価値ある気付きを得てもらうようにするにはどうするが良いか?
考え、登壇した。
やはり、理想とするファシリテートはできなかった。
30点の出来だった。
でもそんな自分を認めることができた。
10年20年講師業をやっているわけでもない、
技術が未熟なのは仕方がない。
下手でも下手なりにお伝えしたいことをお伝え出来たこと、
それに向かって努力できたこと。
先ずは、そんな自分を受け入れよう。
そう想えることができたのは自分にとって大きかった。
自分にとって大きな自己受容となった。
いつも思うのだが、
登壇させてもらった側が、
一番学ばせてもらえる、成長させてもらえる。
本当にありがたいことだ。
2021年8月11日